シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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政治学演習1(A) | 2024 | 前期 | 木2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 中島 康予 | ナカジマ ヤスヨ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-703S
履修条件・関連科目等
履修条件は特に定めません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
政治的差異・社会的差異の構築と包摂・排除にかかわる政治理論について検討します。
科目目的
文献の講読・検討を通して、政治理論の課題・可能性をさぐることを目的とします。
到達目標
受講生が、政治理論の基礎的な文献講読を通して、自身の知の生産に意識的にとりくむ力を身につけることをめざします。
授業計画と内容
以下のような計画に基づき演習を行います。
第1回 ガイダンス:課題の整理
『正義と差異の政治』
第2回 分配的パラダイムを置き換える
第3回 抑圧の五つの側面
第4回 反乱と福祉資本主義社会
第5回 不偏性と公民的公衆の理想
第6回 身体の序列化とアイデンティティの政治
第7回 社会運動と差異の政治
第8回 アファーマティヴ・アクションと能力という神話
第9回 都市生活と差異
第10回 国際正義
『正義への責任』
第11回 緒言
第12回 自己責任から政治責任へ
第13回 正義の主題としての構造
第14回 今学期の到達度の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎回授業の前にテキストを予め講読し、その概要を理解した上で、授業中に議論すべき論題を必ず準備してください。
・授業時間外に指導を受けたり、質問をしたい場合は、授業時間中に申し出るか、その旨記したメールを、公開しているメールアドレス宛、送信してください。日程を調整した上で対応します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 書評 |
平常点 | 60 | 60パーセントの内訳は、演習への参加(30%)、演習の準備や演習中の議論への参与(30%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下のテキストを講読します。前期に講読できなかった章は後期の「政治学演習2(A)」で講読する予定です。
アイリス・マリオン・ヤング(岡野八代・池田直子訳)『正義への責任』岩波書店、2014年。