シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 哲学講義(4)(14) | 2026 | 後期 | 木1 | 文学部 | 水上 雅晴 | ミズカミ マサハル | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-PE3-J304,LE-PE4-J314
履修条件・関連科目等
漢詩文を直読もしくは訓読によって理解できること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:《荘子》を読む
道家の書に分類される《荘子》は、その中で世俗を超越した自由な思想が展開されているとされ、文章の中では印象深い寓言が効果的に使われていることと相まって、今なお多数の読者を獲得しつづけています。
本授業では、《荘子》に関する講義とテキストの講読をおこないます。
講義部分(第1講、第11~第14講)では、主として荘子の人物と《荘子》の書物に対する解説を実施したうえで、《荘子》における様々な思想家の描写状況に検討をおこなう一方で、荘子の思想に対する一般的な見方に対して実験的な考察を加えます。
講読部分(第2~10講)では、主として《荘子》の原文を丁寧に読解していきます。読解の際、郭象《注》・成玄英《疏》などの基本注釈も適宜、参照します。受講生には担当範囲の解説を求めます。
科目目的
《荘子》のテキストを注意深く批判的に読んで考察を加え、その中で展開されている思想を立体的に理解する。
到達目標
(1)中国古典文献の操作能力を高め、批判的な読解能力を向上させる。
(2)中国古代思想、とりわけ道家の基本思想に対する理解を深める。
授業計画と内容
第1講 ガイダンス/荘子と《荘子》
第2講 講読「逍遙遊」篇①「北溟有魚……不亦悲乎」
第3講 講読「逍遙遊」篇②「湯之問棘……而代之矣」
第4講 講読「逍遙遊」篇③「肩吾問……安所困苦哉」
第5講 講読「斉物論」篇①「南郭子綦……其所由以生乎」
第6講 講読「斉物論」篇②「非彼無我……則莫若以明」
第7講 講読「斉物論」篇③「物無非彼……道通為一」
※中間テスト
第8講 講読「斉物論」篇④「其分也成也……其果無謂乎」
第9講 講読「斉物論」篇⑤「天下莫大……進乎日者乎」
第10講 講読「斉物論」篇⑥「罔兩問景曰……此之謂物化」
第11講 《老子》・老子との関係
第12講 儒家との関係
第13講 荘子の自由と不自由
第14講 全体のまとめ
※期末テスト
(注意)進行状況によって内容が変更されることがあります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教材中の語句、事項や文法については、事前に調べておき、質問されたら答えられるようにしておきましょう。予習をして来ない者は出席の資格が無いものと心得ましょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 15 | 筆記試験 |
| 期末試験(到達度確認) | 35 | 筆記試験 |
| 平常点 | 50 | 授業参加の状況をもとに評価します。具体的には、授業で扱う文章や事項に関する釈読や解説、割当発表、質問や意見表明、そして小レポートの内容です。試験を実施する回を除き、基本的に毎回小レポートを提出してもらいます。授業中の積極的な態度は、肯定的な評価の対象になり、ポイントが加算されます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以下の4つの条件をすべて満たした場合に単位を認定します。
①公欠以外の欠席が4回以内にとどまっていること。
②毎回提出する小レポートやドリルにまじめに取り組んでいること。
③中間・期末の試験を受験すること。
④自分の担当分の発表を行い、その内容も一定の基準を満たしていること。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教材はプリントを用意します。
参考書は授業の中で随時紹介します。