シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義B(化学)/化学 | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 芝本 幸平、藤田 隆史 | シバモト コウヘイ、フジタ タカシ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-PS1-RA43
履修条件・関連科目等
予備知識は必要としません。授業において必要な知識等は、授業中に適宜補足していきます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
化学とは物質やそれを構成する分子・原子を対象とした学問である。本講義では、化学の基本を理解するための知識や考え方を習得することを目的とし、化学の物理的基礎となる三つの分野すなわち、物質の構造(原子がどのような仕組みで結合して物質をつくるか)・反応(どのように、また、どんなスピードで結合が組み変わって別の物質ができるか)・エネルギー(変化の方向を決める原理は何か)について学ぶ。はじめに原子の構造や元素の性質、更に化学結合がどのように形成されるかを学ぶ。次に、気体・液体・固体の性質を理解したうえでどのような反応が起こるかを理解し、最終的には化学反応のエネルギーをもとに、反応を支配する要因について学ぶ。
科目目的
・化学について基本的な考え方を理解する。
・身近な環境問題などに対して化学的な視点で考察できるようになる。
到達目標
化学は物質の学問である。本講義を通じて、物質の成り立ち・性質・反応についての基本ルールを理解する。そして、その基本ルールが、我々の身近な物質・現象から世界全体が抱えている社会問題(エネルギー・環境問題など)に至るまで、あらゆる場面で密接に関係があることを理解し、これらを化学的な視点で考察できることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンスおよび基礎化学の必要性(芝本)
第2回 原子核と電子(芝本)
第3回 周期律表と電子軌道(藤田)
第4回 分子を構成する結合(芝本)
第5回 気体・液体・固体の性質(藤田)
第6回 酸性と塩基性(藤田)
第7回 酸と塩基の反応(芝本)
第8回 化学反応の平衡式(藤田)
第9回 電池と電気分解(藤田)
第10回 無機物質(芝本)
第11回 有機化合物(藤田)
第12回 高分子化合物(藤田)
第13回 現代社会における環境・エネルギー問題と化学との関わり(芝本)
第14回 総括・まとめ(芝本)
ただし、講義の進捗と理解度に応じて、授業内容を変更する場合がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・講義の内容に従ってしっかりと復習すること。必要時は参考資料を配布するので、予習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 講義の内容を踏まえた期末試験および小テストに正確に回答できること。 |
レポート | 30 | 講義で説明する内容を踏まえた上で、自身の考えを矛盾なく説明できること。また、指定する締め切りまでに提出すること。 |
平常点 | 20 | 毎回の講義で行うアンケートに回答すること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・ただし、出席率が70%に満たない場合や、レポートを提出しないものは評価不能とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・本講義ではテキストは使用せず、各講義に必要な資料を必要に応じて講義冒頭に配布する。
その他特記事項
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参考URL
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