シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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管理会計論Ⅰ | 2024 | 後期 | 金2 | 商学研究科博士課程前期課程 | 妹尾 剛好 | セノオ タケヨシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-AU5-209L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本企業の管理会計の理論と実務には乖離がみられる。この授業では管理会計の理論と実務にどのような乖離があり、それがどのような原因によって生じているかを研究する。具体的には、教科書を輪読し、毎回の授業でひとつのテーマについて関連する文献も読んで議論を行う。
科目目的
この授業は受講生が実際の企業の管理会計実務について、体系づけられた理論に基づき分析できるようになることを目的とする。
到達目標
科目目的に基づき、履修生が実際の管理会計実務を分析できる管理会計理論を習得することを目標とする。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:管理会計の理論と実務のギャップに関する分析フレームワーク
第2回 予算管理の理論と実務(1):予算編成
第3回 予算管理の理論と実務(2):予算に基づく業績評価
第4回 予算管理の理論と実務(3):脱予算経営の評価
第5回 原価管理の理論と実務(1):標準原価管理
第6回 原価管理の理論と実務(2):原価企画
第7回 原価管理の理論と実務(3):活動基準原価計算・管理
第8回 バランスト・スコアカードの理論と実務(1):非財務指標
第9回 バランスト・スコアカードの理論と実務(2):戦略マップ
第10回 バランスト・スコアカードの理論と実務(3):スコアカード
第11回 中期経営計画の理論と実務(1):マネジメント・コントロールと中期経営計画
第12回 中期経営計画の理論と実務(2):財務会計との関係
第13回 目標管理の理論と実務(1):マネジメント・コントロールと目標管理
第14回 目標管理の理論と実務(2):予算管理と目標管理
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内容を予習・復習する際、常に現実の事例と関連づけられるようにする。そのため、授業時間外に管理会計に関するさまざまな雑誌記事や著書を読むことを心がけるようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポート内容について、実際の企業の管理会計実務について、体系づけられた理論に基づき分析できているか否かを基準に評価する。 |
平常点 | 60 | 授業中の報告・発言の内容について、実際の企業の管理会計実務について、体系づけられた理論に基づき分析できているか否かを基準に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
「テキスト」
櫻井通晴『管理会計』第七版同文舘出版、2019年.
「参考文献」
加登豊、梶原武久、松尾貴巳『管理会計研究のフロンティア』中央経済社、2010年.
適宜英語論文も読む。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし