シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際貿易政策論 | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 陳 建安 | チン ケンアン | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OM3-EP19
履修条件・関連科目等
履修条件:特にありませんが、基礎的中国語の修得が望ましいです。
関連科目:基礎ミクロ経済学、基礎マクロ経済学、国際経済学
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
自由貿易主義と保護貿易主義の立場を紹介し、国際貿易政策の基本的なツールとその効果を説明し、戦略的貿易政策(Strategic Trade Policy)とその具体策などを検討します。また、国際貿易政策と国内産業政策及び所得分配政策との関連性も考察します。実証分析として輸入代替工業化政策や輸出主導工業化戦略とその効果を解明します。そして、国際化とグローバル化の視点から、GATT/WTOの仕組み、多角的貿易交渉の歩みを顧みて、地域的経済統合の現状、効果とその問題点を分析します。
科目目的
本講義は、国際貿易政策の基本的な知識を習い、主要国の貿易政策や世界貿易機関(WTO)の活動などをある程度理解させることを目的とします。
到達目標
本講義は、学生が習得した知識をもって主要国の貿易政策の動向や世界貿易機関の機能などを簡単に分析できるようになることを目標とします。
授業計画と内容
講義を主としますが、場合にはディスカッションも行います。
第1回:ガイダンス
第2回:自由貿易主義の立場
第3回:保護貿易主義の立場
第4回:国際貿易政策の基本的なツールとその効果:関税
第5回:国際貿易政策の基本的なツールとその効果:非関税障壁
第6回:戦略的貿易政策とそのツール
第7回:国際貿易政策と国内産業政策
第8回:国際貿易政策と所得分配
第9回:輸入代替工業化政策とその効果
第10回:輸出主導工業化戦略とその効果
第11回:GATT/WTOの仕組みと限界(ゲストスピーカーとして、青山学院大学の岩田伸人教授は担当。岩田教授が日本でGATT/WTO研究の第一人者なので、講義を通じてWTOの現状と課題を一層理解する効果が期待できる)
第12回:地域的経済統合の現状、効果とその問題点
第13回:経済のグローバル化と貿易政策
第14回:総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回講義の前に、指定した参考書やmanabaに配布した資料を必ず読み、授業のポイントについて理解した上で出席すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 質問への回答の正確性で評価 |
平常点 | 30 | 出席状況や質疑応答など |
成績評価の方法・基準(備考)
出席状況、質疑応答、期末試験の得点などによって総合的に評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Webex, manaba, etc.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
1.中国語の参考文献については授業前に配布するか、manaba などを用いて適宜指示します。
2.クルーグマン著、山形浩生・守岡桜訳『国際経済学・理論と政策』上、貿易編、丸善出版、2018年。
その他特記事項
特にありません。