シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(国際貿易) | 2024 | 前期 | 木3 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 阿部 顕三 | アベ ケンゾウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-203S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
世界の国々の経済において国際貿易や国際的な投資の重要性が増しており、それらがどのようなメカニズムで発生し、関係する国の人々の暮らし向きにどのような影響を及ぼすのか,について知ることは大変重要です。本講義では,国際貿易や国際的な投資を生み出す様々な要因(技術格差,要素賦存比率,規模の経済性,製品差別化,市場支配力等)を考察し、それらが国々の経済厚生にどのような影響を与えるのかを考察します。
科目目的
貿易バターンや投資パターンを生み出すメカニズムを理論的な観点から理解してもらうことが目的です。
到達目標
受講生が、貿易バターンや投資パターンを生み出すメカニズムを理解し、国際貿易の問題を経済学の分析ツールを用いて自らの手で分析できるようになることが目標です。
授業計画と内容
1. 国際経済における資源配分:部分均衡分析
2. 国際経済における経済厚生:部分均衡分析
3. 国際経済における資源配分:一般均衡分析
4. 国際経済における経済厚生:一般均衡分析
5. 技術の国際的差異と貿易(リカード・モデル)
6. 特殊要素と貿易
7. 要素賦存の国際的差異と貿易(ヘクシャー=オリーン・モデル)
8. 貿易と所得分配
9. 総括(1):伝統的貿易理論
10.産業内貿易:独占的競争の概念と応用
11.産業内貿易と経済厚生:独占的競争市場
12.産業内貿易:国際寡占市場の概念と応用
13.産業内貿易と経済厚生:国際寡占市場
14.総括(2):産業内貿易
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告の担当者は事前にプレゼンテーションの準備を行ってください。また、担当者以外の受講生は、ディスカッションを行うための質問を準備してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 講義内容の理解度によって評価する。 |
平常点 | 80 | 授業でのプレゼンテーションや参加態度によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
レジュメ等の配付資料で代替します。
参考文献
Feenstra, R.C., Advanced International Trade - Theory and Evidence, Princeton University Press, 2016.
Wong, Kar-yiu, International Trade in Goods and Factor Mobility, MIT Press, 1995.
その他の参考文献や論文は講義中に適宜紹介します。