シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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アジア経営論 | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 木村 有里 | キムラ ユリ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-AT3-AI08
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
広い世界には、さまざまな国と地域があり、さまざまな文化があるということを皆さんはご存知ですね。同じように世界中で行われている「商い」や「ビジネス」にも、さまざまな形や目的があるのです。しかし、私達は普段、そのことについて考えることはなく、身近な企業の姿が、「普通の」ビジネスの姿だと思ってしまっています。アジア経営論では、東南アジア地域を中心として、世界のさまざまな国と地域において、多様な社会文化環境、価値観のもとで営まれる企業経営を概観します。そこから、マネジメントの多様性を理解しましょう。また、女性、人権、環境といった今日の企業経営の重大課題に対するアジア企業の取り組みについても学びましょう。
※この科目は「講義」形式で行われます。
※この科目は教室で対面形式で行われますが、講義動画を教材として使用することがあります。
※履修者の状況や感染症拡大など社会情勢に応じてオンライン回が発生することもあります。
科目目的
東南アジア地域の企業経営を概観しマネジメントの多様性を理解する。
到達目標
この講義では、学生のみなさんは、東南アジアおよび世界の企業経営について学び、マネジメントの多様性を理解し、これからの社会と企業経営のあり方を模索、思考することを目標とします。
※ディプロマポリシーとの関連:この科目は国際経営学部が学位授与の方針において定めている卒業時点までに獲得するべき能力のうち(3)「自国と他国の歴史・政治経済・文化の違いを正しく理解し、相互互恵関係を構築して持続的発展へとなげることのできる深い専門能力」を養うことをめざします。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:アジアビジネス論の目標を確認
第2回 ASEAN地域の理解、国家・社会・企業の関係
第3回 アジアの財閥とファミリービジネス
第4回 イスラーム的経営(インドネシア・マレーシア)
第5回 カトリック・キリスト教と経営(フィリピン)
第6回 国家資本主義的経営(シンガポールなど)
第7回 仏教と経営(タイ・ミャンマー)
第8回 協同組合による経営
第9回 ベトナムでのビジネス
第10回 アジアで働くとは?(外部講師)
第11回 アジアにおけるダバーシティ経営
第12回 アジア経営とSDGs
第13回 学生報告:アジア地域でのCSR活動
第14回 総括:新時代の経営について考えてみよう
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
<予習>毎回、次回テーマについて短く解説するので、当該週で扱うトピックに関して、学習目標と、疑問点を整理しておく。
<復習>講義後コメントシート・小課題の提出、授業時間外学習は60時間必要であるため、不足分は休暇等を利用して学習する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 80 | manabaによる講義後の小課題の提出 |
平常点 | 20 | 教室内で配布されるコメントシート |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書は指定しない