シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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広告論 | 2024 | 後期 | 月5 | 国際情報学部 | 小川 史晃 | オガワ フミアキ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-MK3-SE35
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
どんなに良い製品・サービスであっても知られないことには消費者に届くことはありません。そのために広告を含むマーケティング活動があります。しかし、人が一日に触れる情報量が爆増している現代、情報を適切に届けるためにはコミュニケーションのデザインがますます重要となっています。このため、マーケティング・コミュニケーションの1つである広告やPRにおいては近年の消費者・生活者の行動傾向を踏まえてメディア戦略・クリエイティブ戦略を検討しなければなりません。
本講義では、事例を通じて広告やPRの基本的な知識と考え方、最近の消費者行動の変化などを学びます。具体的には、マーケティング戦略やメディア、クリエイティブに関する基礎知識と考え方を学び、その機能や役割を理解した上で現在求められている広告の戦略立案手順を理解できるようになることを目指します。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の専門科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が広告に対する認識を深めるとともに、企業活動における広告の目的と役割に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
企業の経営課題に対して、広告を用いた消費者とのコミュニケーションの視点から解決する方策を提案できるようになること。
授業計画と内容
第1回 : 授業概要説明(広告とは)
第2回 : 企業活動とマーケティング
第3回 : マーケティング・コミュニケーション
第4回 : プロモーションと広告
第5回 : 広告業界
第6回 : 実践事例紹介①(広告代理店からゲスト招致予定)
第7回 : メディア戦略① ~マスメディア・SPメディア~
第8回 : メディア戦略② ~インターネットメディア~
第9回 : クリエイティブ戦略
第10回 : クリエイティブ制作
第11回: 実践事例紹介②(制作会社からゲスト招致予定)
第12回: ブランディング
第13回: 効果測定
第14回: 新しいコミュニケーションの潮流
※ゲスト招致の都合により、講義の順番が前後することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 最終講義で出題する期末レポートにおいて、授業内容を踏まえて論拠と共に自身独自の考えを示せているかを基準とします。 |
平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調した学態度等)の状況を基準とします。 |
その他 | 10 | 中間課題の提出状況および内容(論拠の提示および自身の考えの表明ができているか)を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者についてはE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
希望する者には授業時間外でオンラインミーティングなどによるアドバイスを想定
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
出版社の商品開発部門にて制作業務に16年間携わる。
企業のメディア部門にてマーケティング業務に4年間携わる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
デジタル広告を中心に培ったマーケティングの知見を生かし、企業活動におけるマーケティングや広告の位置づけの整理、顧客とのコミュニケーションの考え方について講義します。
テキスト・参考文献等
テキストは使わず、授業は講師が用意したスライドを配布して行います。
【自学用の参考文献】
『現代広告論 第3版』
著者:岸 志津江、田中 洋、嶋村 和恵
出版社:有斐閣
ISBN:9784641220799
※ほかに適宜、参考文献を示します。
その他特記事項
やむを得ず、遅刻・欠席をする場合は理由とともに事前にメールにて連絡をしてください。
また、授業の理解を深めるために参考文献や配布資料を読み込み、日常的に広告やプロモーションに触れ、その背景にある広告主の意図を考察するよう意識をしてください。