シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ネットビジネスとマネタイズ | 2024 | 後期 | 土2 | 国際情報学部 | 末武 大介 | スエタケ ダイスケ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-BD3-SE37
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業で使用する資料は、主に日本語表記となります。一部参考資料で英文資料へのリファレンスが示される場合があります。
授業の概要
この授業では、デジタルコンテンツビジネス(主に動画)におけるマネタイズの事例から、デジタルコンテンツビジネスの変遷をその歴史とともに学びます。
科目目的
音楽、映画、アニメ、漫画などあらゆるコンテンツがデジタル化された現在、その流通もマネタイズも技術革新とともに変化し続けています。古いビジネスモデルは駆逐され、新しいビジネスモデルも進化し続けていく中で、その根底にある構造を理解することで、制作側・サービス側双方の立場からコンテンツビジネスを俯瞰できるようになることを目的とします。
到達目標
学生の皆様がコンテンツビジネスに関わることになったとき、またはネットサービスに携わることになった場合に、どのような収益手段を選択しうるのか、またよりよいコンテンツ・サービスを生み出すための原資をどのように確保するのか、OJTで最初に学ぶような知識を学ぶとともに、実務において仮説を立てて挑戦していくための知識を共に学んでいきましょう。
授業計画と内容
第1回 : オリエンテーション
第2回 : メディアの変化とビジネスモデルの変遷:書籍
第3回 : メディアの変化とビジネスモデルの変遷:音楽
第4回 : メディアの変化とビジネスモデルの変遷:映像
第5回 : デジタルコンテンツの収益構造
第6回 : ロングテール
第7回 : ライフサイクル:ウィンドウ戦略
第8回 : サブスクリプション
第9回 : フリーミアム:海賊行為とプロモーション
第10回: フリーミアム:広告モデル
第11回: ライブ配信:スポーツ・ライブイベント
第12回: ライブ配信:UGC
第13回: スタジオとプラットフォーマー
第14回: 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | レポート提出 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
デジタルコンテンツ(電子書籍・音楽・動画・PCソフト・ゲーム)の商品管理
コンテンツ契約のレビュー
サービス開発プロジェクトマネジメント
アプリ開発プロジェクトマネジメント
コンテンツ内使用楽曲著作権管理
スポーツ配信ビジネス
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
デジタルコンテンツビジネスの変遷と、マネタイズに関する背景知識の講義
テキスト・参考文献等
(参考書)
ティエン・ツォ『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』ダイヤモンド社、2018年 ISBN978-4-478-10552-8
クリス・アンダーソン『フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略』日本放送出版協会、2016年 ISBN978-4-14-081698-1
マイケル D. スミス & ラフル テラング 『激動の時代のコンテンツビジネス・サバイバルガイド』白桃書房、2019年 ISBN978-4-561-22729-8
山口 哲一 『新時代ミュージックビジネス最終講義』リットーミュージック、2015年 ISBN978-4-8456-2670-0