シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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各国ICT事情 | 2024 | 後期 | 水5 | 国際情報学部 | 石井 正彦 | イシイ マサヒコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF3-GL16
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業で使用する資料は、英文もしくは日英文併記となります。
授業は、主に日本語(コンテンツの内容によっては英語の場合あり)。
授業の概要
世界各国のICT事情に関して、特に注目すべき地域・分野を取り上げ、日本との比較や地政学とテクノロジーが世界や社会に与えている変化を解説する。
アクティブ・ラーニングでは、各国のICT事情の講義を受講した上で、各自で調査した結果を、グループワークにて検討・発表する。
これらを通じてグローバル感覚を養った上で、新興国における具体的な事業開発やプロジェクト実行におけるマネジメントのツボを説明する。
科目目的
ICT分野において、グローバルに活躍するために必要な知識の習得
到達目標
・グローバルなICT事情に接することにより、広い視野を持ち、自ら動向を知り得るような行動力を身に着ける。
・異なる文化を持つ人と、共にプロジェクトを進める上での心得を習得する。
授業計画と内容
第1回 :各国ICT事情に関する概要1
• オリエンテーション
• 世界のICT事情と地政学(Part1)
第2回 :各国ICT事情に関する概要2
• 世界のICT事情と地政学(Part2)
第3回 :シリコンバレーのICT事情
• 世界Topのイノベーション発祥の地であるシリコンバレーのICT事情
• スタートアップおよびスタートアップエコシステムについて
第4回 :イスラエルのICT事情
• 技術やスタートアップ排出の点で注目されるイスラエルのICT事情
第5回 :エストニアのICT事情
• e-Governanceの取組みが注目されるエストニアのe-Governanceの状況
• 世界各国のe-Governance事情
第6回:ICT分野における新興国に対する日本のリーダーシップ
• ODA等、ICT分野において日本の新興国に対するリーダーシップについて
第7回 :東南アジアのICT事情
• 日本に近く、経済・貿易の観点からも重要な地域である東南アジアのICT事情
第8回 :世界のスタートアップ事情
• 社会のイノベーションの源となっている“スタートアップ”の概要
• 国・地域毎の特徴、事例
第9回:Tech Giantsについて
• Tech Giantsと呼ばれる大手テック企業(Google、Apple、Meta、Amazon)の特徴と動向
第10回:新興国における事業開発の心得
• 具体的な実体験に基づく、ベトナムでの事業開発における課題と対策
第11回 :日本の社会課題と各国のICT事情に関するグループワーク
• 事前課題を持ち寄って、グループに分かれ発表
第12回:ICTにおける新技術(未来技術)
• 今はまだ、世間一般に普及していない、未来技術の可能性について
第13回:グローバル事業実装でリーダーシップを発揮するためのツボ
• グローバル事業を実装する時の課題と対策
第14回:レポート試験
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業内で課されたテーマに関する調査、発表資料の作成
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | レポートの内容で判断する |
その他 | 50 | 出席率(グループワークで加点) |
成績評価の方法・基準(備考)
各自が収集した情報に自らの考え、アイデアを加え、社会課題解決に繋がるような価値創造ができているかを評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・最終レポートに対するフィードバックを、manaba上で行う
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
リモート授業
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
NECソリューションイノベータ株式会社 1990年4月~現在まで勤務
主にグローバルプロジェクトマネジメント及びグローバル事業開発に従事
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
第1回~第13回の授業内容は、講師の下記に記載する実務経験を活かして解説する:
・海外市場におけるICT技術やトレンドの市場調査
・ベトナムにおける事業開発、及び、会社立上げ
・海外におけるプロジェクトマネジメント
テキスト・参考文献等
なし
その他特記事項
各回に記載された授業内容の順番は変更になる可能性あり。