シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入門・政治 | 2026 | 前期 | 金2 | 文学部 | 小松 志朗 | コマツ シロウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-PS1-U108
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、コロナパンデミックなど国内外の諸問題を手がかりに、政治学の主な概念・理論を学ぶ。はじめに、コロナパンデミックをめぐる日本と諸外国の政治の動きを振り返ることから始める。ウイルスの存在自体は自然現象だとしても、それが人間社会に広がってパンデミックを引き起こす過程は社会現象であり、感染症対策は政治的な営みである。したがって、感染症というトピックは政治学を学ぶための格好の入り口となる。そこから、貧困や少子化、移民問題などさまざまな方面に議論を広げながら、政治という複雑な現象の本質に迫りたい。
科目目的
本講義の科目目的は、学生が学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示されている「幅広い教養」と「複眼的思考」を修得することである。
到達目標
本講義の到達目標は、学生がコロナパンデミックなど国内外の諸問題を手がかりに、政治学の主な概念・理論の内容や論点を理解し、それらを用いて現実の政治を批判的に分析できるようになることである。
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.政治学とは何か
3.権力と自由:武漢ロックダウンの衝撃
4.国家と社会:健康を強制することの是非と可否
5.資源配分:国際社会のワクチン格差
6.グローバル化:人の国際移動の管理
7.貧困:経済格差と健康格差
8.少子化:結婚・出産に関する政治の役割
9.政治と科学:日本の大学の行方
10.デジタル社会:サイバー空間の光と影
11.国民と移民:ナショナリズムと向き合う
12.戦争:揺れるアメリカ、荒れる世界
13.民主主義:政治体制をめぐる国際政治
14.総括・まとめ:ポストコロナ時代の政治
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業について、テキスト、配布資料、参考文献を用いて予習・復習をする。普段から新聞やテレビなど各種メディアで政治のニュースをチェックする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 50 | 期末試験により、授業で学んだ政治学の概念・理論を正しく理解しているか、またそれらを用いて現実の政治を批判的に分析できているかを評価する。 |
| 平常点 | 10 | 毎授業の課題の回答状況と、授業への参加・貢献度を評価する。 |
| その他 | 40 | 毎授業の課題について、「問いに的確に答えているか」、「授業の内容を正しく理解しているか」、「自分の考えを論理的に表現できているか」を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席率が全体の3分の2に満たない者は不合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
responを使って、学生同士の意見交換の機会を作る。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
岩崎正洋編『政治に正解はあるのか』日本経済評論社、2025年。
【参考文献】
伊藤光利・真渕勝・田中愛治『政治過程論』有斐閣アルマ、2000年。
岩崎正洋編『命か経済か:COVID-19と政府の役割』勁草書房、2023年。
岩崎正洋編『コロナ化した世界:COVID-19は政治を変えたのか』勁草書房、2024年。
苅部直・宇野重規・中本義彦編『政治学をつかむ』有斐閣、2011年。
久米郁男他編『政治学』補訂版、有斐閣、2011年。