シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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リスクマネジメントⅡ | 2024 | 後期 | 月2 | 商学研究科博士課程前期課程 | 石坂 元一 | イシザカ モトカズ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-FE5-518L
履修条件・関連科目等
①学部レベルの,確率・統計,ミクロ経済学,ファイナンス,保険関連科目を修めていること。
②リスクマネジメントIを履修していること。
③基礎セミナー(金融学)や金融学分野の科目の事前・並行履修が望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
リスクマネジメントに関する指定テキスト(第II部)に沿って輪読形式で報告してもらいます。履修者数が少なくかつ時間に余裕があれば,各履修者の研究テーマと関連深い箇所の補足説明や先行研究を紹介します。
科目目的
目的は,企業のリスクマネジメントを理論・実証の両面から修得することです。
到達目標
到達目標は,以下の2点です。
・リスクマネジメントを体系的に理解できている。
・リスクマネジメントの実行に際して,適切な意思決定をできる。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション :リスクマネジメントIの復習
第2回 リスクと企業価値:テキスト第7章を中心に
第3回 リスクマネジメント戦略:テキスト第8章を中心に
第4回 損失発生後の投資決定:テキスト第9章を中心に
第5回 損失発生後の資金調達(1):テキスト第10章を中心に
第6回 損失発生後の資金調達(2):テキスト第11章を中心に
第7回 コンティンジェント・ファイナンス(1):テキスト第12章前半を中心に
第8回 コンティンジェント・ファイナンス(2):テキスト第12章後半を中心に
第9回 コンティンジェント・レバレッジ戦略とハイブリッド負債:テキスト第13章を中心に
第10回 ヘッジと保険(1):テキスト第14章前半を中心に
第11回 ヘッジと保険(2):テキスト第14章後半を中心に
第12回 組織形態とリスクマネジメント:テキスト第15章を中心に
第13回 事例研究(1):テキスト第16章を中心に
第14回 事例研究(2)と総括:履修者による事例研究報告
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・復習はもちろん,理論と実際の接合に関しても検討しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 到達目標に照らして評価します。 |
平常点 | 60 | 講義内での報告をもとに,到達目標に照らして評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート課題は講義後半で指示します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
ニール・A・ドハーティ著,森平爽一郎・米山高生監訳『統合リスクマネジメント』中央経済社,2012年,ISBN:978-4502688805
【参考文献】
適宜,指示します。