シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究(社会思想史) | 2024 | 通年 | 火2 | 経済学研究科博士課程後期課程 | 八田 幸二 | ハッタ コウジ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM6-101L
履修条件・関連科目等
「演習Ⅰ(社会思想史)」、「演習Ⅱ(社会思想史)」、「社会思想史Ⅰ」、「社会思想史Ⅱ」を受講済みであることを履修条件とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博士論文の執筆に必要な社会思想史について大学院博士後期課程レベルの教科書を輪読していきます。同時に、博士論文の内容について、適宜、アドバイスを行ないます。博士論文をまとめるためには、関連学会での報告や学術雑誌への投稿が欠かせませんが、こうした学会での報告や学術雑誌への投稿に関しても、アドバイスを行ないます。
科目目的
この授業では、履修者が研究する社会思想史の特定分野について、その内容や形成過程、意義などについて深い理解を得ることを科目目的とします。
到達目標
この授業では、履修者が研究する社会思想史の特定分野について、その内容や形成過程、意義などを含めて他者に説明できるようになることを到達目標とします。そして、最終的には博士論文の完成を目指します。
授業計画と内容
授業は、基本的に以下の項目に沿って進められます。ただし、授業の進度などによって若干の変更はあり得ます。
1.ガイダンス
2.The Political Economy, 1884-1929
3.British Marxism, State Socialism and Anarcho-Communism
4.Fabian Political Economy
5.Guild Socialism
6.Liberal Socialism and the Challenge to Fabianism
7.The Political Economy of Ethical Socialism
8.The Political Economy of Ramsay MacDonald and Philip Snowden
9.The Political Economy of the Labour Party,1918-1929
10.The Political Economy, 1929-1945
11.Labour in Office, 1929-1931
12.Stabilising Capitalism to Socialist Ends
13.Building a Socialist Economy: Planning the Market and Public Ownership
14.前半の総括
15.The Political Economy, 1945-1970
16.Theory into Policy, 1945-1951
17.Socialism in an Age of Affluence, 1945-1964
18.Political Economy and Party Policy, 1951-1970
19.The Political Economy, 1970-2005
20.Rethinking Socialism, Towards an Alternative Economic Strategy
21.Liberal Socialism Revised: the 1970s
22.The Alternative Economic Strategy and After, 1972-87
23.Liberal Socialism Rejuvenated, the 1980s
24.Supply-side Socialism
25.From stakeholderism: the 1990s
26.Towards a New Labour Political Economy
27.New Labour Triumphant
28.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストおよびテキストの内容に関連する文献は、必ず予習しておいてください。また、各授業の最後に提示される課題には必ず取り組んで下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | この授業で扱った内容に関する基礎知識を理解したうえで、レポート課題について自分なりの観点を交えて論述しているかどうかを評価の基準とします。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を評価基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
N.Thompson (2006), Political Economy and Labour Party (2nd Edition), Routledge.