シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経済学史概論 | 2024 | 後期 | 月2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 益永 淳 | マスナガ アツシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-EH5-002L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アダム・スミス「国富論」を中心に、経済学史の基本的な歴史を学ぶ。同時にスミス以前・以後の経済学者たちの思想についてもカバーする。
科目目的
アダム・スミスを起点としながら経済学の理論がどのように発展してきたかについて、大まかにでも理解できるようになることをこの科目の目的とする。
到達目標
学生が、修士論文を作成する際に依拠する経済理論が歴史的にどのような流れで形成されたのかを掘り下げることによって、経済分析の基礎にある理論に対する理解を深めることがこの科目の到達目標である。
授業計画と内容
第1回 はじめに
第2回 経済学史を学ぶにあたって
第3回 アダム・スミスとその時代
第4回 重商主義と重農主義
第5回 『国富論』第1編
第6回 『国富論』第2編
第7回 『国富論』第3編
第8回 『国富論」第4編
第9回 『国富論」第5編
第10回 スミスと古典派経済学
第11回 スミスとマルクス経済学
第12回 スミスとミクロ経済学
第13回 スミスとマクロ経済学
第14回 スミスと現在
次回の授業の参考文献または参考資料を学生が事前に読み込むことにより、毎回の授業では学生同士でディスカッションをする時間をできる限りとる予定です。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ①参考文献・参考資料の事前の読み込み、②授業中の受講態度、③ディスカッションへの積極的な参加、を成績評価の基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
なお、全授業回数の70%以下の出席の場合には不合格となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、アダム・スミス(大河内一男監訳)『国富論 』(中公文庫 I~III)を使用する。
理論の発展史の観点から経済学史の大まかな流れをつかむための参考文献として、以下を挙げておく。
木村雄一・瀬尾崇・益永淳(2022)『学ぶほどおもしろい経済学史』晃洋書房.