シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 演習Ⅱ（環境会計論） | 2024 | 通年 | 木6 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 丸山 佳久 | マルヤマ ヨシヒサ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM5-202S
履修条件・関連科目等
ミクロ会計（組織の会計）やメソ会計（地域の会計）、マクロ会計（国の会計）という幅広い視点を持ち、経営・会計に関連するテーマで修士論文を執筆しようとする学生を対象とします。修士論文のテーマが環境会計でなくてもOKです。環境会計論ⅠとⅡを履修することが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語（その他の言語）
授業の概要
演習Ⅰを継続し、ミクロ会計（組織の会計）やメソ会計（地域の会計）、マクロ会計（国の会計）の分野から、受講生が個々に選択した修士論文のテーマについて、文献調査やデータ分析、フィールドワークやヒアリング等の実地調査等に基づきプレゼンテーションをしてもらい、それをもとにディスカッションをします。具体的には、以下の事項を実施します。
1. 修士論文のテーマに関連する先行研究の調査
2. 論文構成の組み立て、その構成に沿った文献調査・実地調査
3. 修士論文の作成・完成
科目目的
修士論文の執筆ができるように、演習Ⅱでは、各種調査のやり方や学術論文の書き方等を学びます。
到達目標
①修士論文の執筆に必要な文献調査及び実地調査ができる
②研究計画書に基づいて、修士論文の執筆ができる
授業計画と内容
（各回の授業計画は以下を予定していますが、具体的な内容は、受講生と相談して決定していきます。）
1. ガイダンス
2. 研究計画書の発表
3. 関連事項の調査（サステナブルインベストメント/ESG投資）
4. 関連事項の調査（グリーン・サプライチェーン・マネジメント）
5. 関連事項の調査（ISO14001とEMS）
6. 関連事項の調査（持続可能な森林管理と林業会計）
7. 関連研究の調査（その他）
8. 関連事項調査の取りまとめ
9. フィールドワーク調査・ヒアリング調査の準備
10. フィールドワーク調査の実施
11. 企業に対するヒアリング調査の実施
12. フィールドワーク調査・ヒアリング調査の取りまとめ
13. 研究計画書の修正
14. 中間的な取りまとめ（夏季休暇中に行うことの確認）
15. 研究成果の中間報告（夏季休暇中に行った研究について報告）
16. 修士論文の作成（構成の決定と参考文献のリスト化）
17. 修士論文の作成（"はじめに"と"まとめ"の執筆）
18. 修士論文の作成（先行研究・関連事項のレビュー）
19. 修士論文の作成（フィールドワーク調査・ヒアリング調査の整理）
20. 修士論文の作成（先行研究・モデルの整理）
21. 修士論文の作成（モデルの設定・拡張）
22. 修士論文の作成（モデルの検証・結論の表明）
23. 学内研究会での発表に向けての準備（PPT原稿の作成）
24. 学内研究会での修士論文の発表（プレゼンテーションとディスカッション）
25. 学内発表会を踏まえての修士論文の修正
26. 修士論文（最終原稿）に向けての最終調整と要旨の作成
27. 修士論文（最終原稿）の完成
28. まとめ：修士論文の発表会
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容（その他の内容等）
毎回教員が事前に授業で資料を指示するので、それをまとめレジメを準備すること。
授業時間外の学修に必要な時間数／週
・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合（％） | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 授業への参加（レポートの作成を含む）・貢献度、受講態度（意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等）の状況を基準とします。また、授業内でレポートの講評の時間を設けます。 |
成績評価の方法・基準（備考）
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配布予定。修士論文作成の進捗に応じて参考文献等を適宜指示します。
その他特記事項
受講生の修士論文のテーマに沿って個々に相談をしながら授業内容をデザインします。サステナビリティ報告・統合報告、製品LCA・マテリアルフローコスト会計等のミクロ環境会計、SEEAやNAMEA等のマクロ環境会計、水会計や森林会計等のメソ会計に関心を持つ学生の参加を希望します。また、授業時間以外の質疑・応答は、原則としてオフィスアワーにて対応します。