シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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English Seminar(2) | 2025 | 後期 | 水3 | 文学部 | 大田 美和 | オオタ ミワ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX2-B106
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
エミリ・ブロンテの小説『嵐が丘』を原書で名場面を中心に読みます。毎回あらかじめ決められた複数の発表者が、割り当てられた部分について、精読と分析と問題提起を行い、全員で議論します。
科目目的
作品の精読を通じて、文学批評の基本姿勢を身につける。自ら立てた問いについて、テクストや先行研究を参照しながら論証を行い、発表やレポートを通じて論理的に説明する力を習得する。
到達目標
小説を分析する力を身につける。他の参加者との意見交換を通じて作品を複眼的に分析できる。自分なりの問いを立て、論理的に検証・説明できる。
授業計画と内容
以下は目安です。実際の進め方については、初回授業で提示します。
第1回 映画 To Walk Invisibleについて
第2回 Wuthering Heights 冒頭 最初の語り手
第2回 Wuthering Heights 子どもの楽園
第3回 Wuthering Heights 楽園喪失
第4回 Wuthering Heights 告白
第5回 Wuthering Heights 復讐の開始
第6回 Wuthering Heights 第二世代
第7回 Wuthering Heights 自然と文化
第8回 エミリ・ブロンテの詩
第9回 エミリ・ブロンテ研究法と、『嵐が丘』の批評史
第10回 謎解き英文学 John Sutherland, "Is Heathcliff a Murderer?"
第11回 フェミニズム批評を読む
第12回 Adaptationについて
第13回 二次創作について
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | テーマに沿って、引用を用いながら、作品を論理的に分析できる。 |
平常点 | 50 | ディスカッションへの参加 発表、司会、書記 |
成績評価の方法・基準(備考)
5回以上の欠席は不可となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
Emily Brontë, Wuthering Heights. Edited by John Bugg. Oxford UP, 2020. ISBN : 9780198834786
<参考文献>
授業で適宜紹介します。