シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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製造・ロジスティクス研究Ⅰ | 2024 | 後期 | 金4 | 商学研究科博士課程前期課程 | 矢野 裕児 | ヤノ ユウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-CM5-315L
履修条件・関連科目等
なし。ただしできれば、物流、ロジスティクスに関する基本的知識を既に習得している事が望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業(メーカー、卸売、小売)におけるロジスティクスの考え方、ロジスティクスサービスプロバイダーの取り組みの方向性について、企業事例も含めて検討する。毎回、決められたテーマについて概説し、それに対して学生各自の考察を発表し、それに基づいて議論を進めていく。また、最終回には、受講者が最も興味を持った内容について、企業事例も含めてレポートを報告し、意見交換を行う。
科目目的
製造・ロジスティクスを理論・実態・戦略の視点から理解することを目的とする。特に、企業経営の側面から、ロジスティクスの概念、物流・ロジスティクスの考え方の変遷について、説明できるようになることを目的とする。
到達目標
ロジスティクスの基本的考え方、生産機能とロジスティクスの関係、メーカーにおけるロジスティクス戦略、生産機能とロジスティクスの関連、延期と投機の理論の組み合わせ方、サプライチェーン・マネジメントの概念、メーカーのグローバル展開とロジスティクス、物流サービスの高度化とサードパーティ・ロジスティクスを説明できることを目標とする。
授業計画と内容
①ロジスティクスの概念
②物流・ロジスティクスの考え方の変遷
③メーカーのロジスティクス戦略
④需要変動に合わせた生産体制の構築
⑤延期と投機の理論の組み合わせ方
⑥メーカーのグローバル展開とロジスティクス
⑦メーカーのロジスティクスシステムの考え方
⑧メーカーのロジスティクスシステム事例
⑨流通業のロジスティクス戦略
⑩流通業のロジスティクスシステム事例
⑪物流業界全体の動向
⑫ロジスティクスサービスプロバイダーの取り組みの方向性
⑬サードパーティ・ロジスティクスの考え方
⑭講義のまとめ 企業におけるロジスティクス戦略
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
新聞、ビジネス誌などにより企業の動向を勉強しておくこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | レポートの提出状況、内容 |
平常点 | 40 | 講義での発言回数、発言内容等 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
物流に関するコンサルティング業務経験に基づき、企業のロジスティクス事例紹介、ロジスティクス改革の進め方について、講義で説明する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
企業のロジスティクスシステム事例の紹介、ロジスティクス改善提案の紹介
テキスト・参考文献等
①齋藤実・矢野裕児・林克彦、「物流論第2版」中央経済社
②木立真直・佐久間英俊「現代流通変容の諸相」中央大学出版部