シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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製品開発論Ⅰ | 2024 | 前期 | 月3 | 商学研究科博士課程前期課程 | 李 炅泰 | イ キョンテ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-CM5-317L
履修条件・関連科目等
マーケティングの基礎知識を有していることが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
製品開発はマーケティング活動の中核をなしており,価値を創造・実現するプロセスで根本的な役割を担います。この授業では製品開発および製品戦略に関する専門的な内容をテキストに基づいて自主的に学習し,ディスカッションを通して知見を深めます。具体的に,マーケティング活動における製品の企画・デザインの意義をはじめ、製品開発プロセス、ブランドマネジメント、社会課題と製品開発などについて学びます。授業は学生による発表と議論を中心として、教員による講義を交えながら進められます。履修者には各授業内容に関する理論と事例を予め調査・整理し、報告と議論を行うことが求められます。
科目目的
この科目の学習を通じて、学生が製品の開発と管理に関する専門的な知識と実践力を身につけることを目的としています。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・企業戦略における製品開発と製品・ブランドの管理が持つ意義を、マーケティング諸活動と関連づけて説明できるようになること。
・製品開発のプロセスについて、他者に体系立てて説明できるようになること。
・製品の開発とブランド管理に関する課題に、市場の視点から対応できる方策を提案できるようになること。
授業計画と内容
第1回 講義概要
第2回 製品企画と製品デザイン
第3回 製品開発プロセス
第4回 製品開発における成分ブランド
第5回 製品開発とイノベーション
第6回 製品開発と価値共創
第7回 市場分析、アイデアとコンセプト
第8回 市場導入とライフサイクル管理
第9回 製品開発と戦略的提携
第10回 製品開発とブランド
第11回 ブランドと旗艦店
第12回 ラグジュアリーブランド
第13回 地域ブランド
第14回 製品開発とブランド戦略のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 毎回提出する発表資料(当日の報告者)とレポート(報告者以外)で評価します。 |
平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度等を評価します。 |
その他 | 10 | 発表と議論の内容を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
履修生は毎週、順にMS Officeのパワーポイント資料を作成してプレゼンテーションを行います。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
次のテキストを使用します。
長沢伸也・若林泰永・冨田健司・岡本哲弥編『商品開発・管理の挑戦:デザイン、ラグジュアリー、ブランド、社会課題』晃洋書房。
なお、事前・事後学習および発表準備に役立つ参考文献をいくつか示します。
(1)製品開発・製品戦略関連
・青木幸弘・恩蔵直人(編)(2004)『製品・ブランド戦略 現代のマーケティング戦略①』有斐閣アルマ。
・近藤真寿男・近藤浩之(2012/2017)『成功する商品開発 「買いたい」をつくる』BMFT出版部。
・星野嵩宏・上田雅夫(2018/2022)『マーケティング・リサーチ入門』有斐閣アルマ。
・西川英彦・廣田章光(編)(2012)『1からの商品企画』碩学舎。
・延岡健太郎(2002/2020)『製品開発の知識』日本経済新聞社。
(2)イノベーション関連
・近能善範・高井文子(2011)『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』新世社。
・一橋大学イノベーション研究センター(2017)『イノベーション・マネジメント入門 第2版』日本経済新聞出版。
・丹羽清(2010)『イノベーション実践論』東京大学出版会。