シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語1b C | 2024 | 後期 | 月4 | 経済学部 | 三宅 昭良 | ミヤケ アキヨシ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-EN1-11bX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
次のような場面を想像してみてください。皆さんは友人に伝えたいことがあり、アメリカの学生寮に住むその友人ももとを訪ねます。部屋の入口で話をはじめますが、すると相部屋のドイツ人が烈火のごとく怒って友人をつきのけてあなたに抗議してきました!(テキスト5-6ページを参照。)
どうしてこんなことが生じるのでしょう。ここには、文化による空間感覚の相違という目に見えない問題が横たわっています。(そういえば、COVID-19が流行したときにも”social distance”という言葉がよく使われましたが、それはテキストが提唱した用語でした。)このクラスでは人類学の有名な英文テキストを読みながら、空間認識に関する文化の違いを学びます。
科目目的
英語によるコミュニケーション能力を養いながら、経済学の専門知識と密接に関係する国際感覚を養い、ヨーロッパ文明一辺倒でない真の意味の「グローバルな視野」の獲得を目的とします。
到達目標
・語彙力と論理的思考力を高める。
・言語の背景にある文化・歴史・倫理などを深く理解し、知的視野を拡げる。
・専門教育における学習に必要な英語力の基礎を身につける。
・毎回の予習を十全に行うことにより、自ら進んで英語学習に取り組む習慣を身につける。
授業計画と内容
下記の教科書(原著の抜粋)を中心に輪読するが、適宜、補助プリント(収録から漏れた原著の興味深い箇所)を使用する。
第01回 プリント:Informal Space
第02回 プリント:The Dynamics of Space
第03回 プリント:Intimate Space
第04回 プリント:Personal Space
第05回 プリント:Social Distance
第06回 プリント:Public Distance
第07回 ここまでの到達度確認
第08回 Japan: How Crowded is Crowded?
第09回 The Japanese Concept of Space Including the Ma
第10回 The Arab World: Behavior in Public
第11回 Concepts of Privacy
第12回 Arab personal Distances
第13回 Facing and Not Facing
第14回 Involvement 総括:読解力と単語力の確認
英語の文章を丁寧に訳読しながら語彙力を増強し、論理的な記述を追い、先の展開を予測できる力を養成します。毎回、予習する範囲を指示しますので、その範囲を予習するに当たり、未知の単語、辞書で調べた単語、段落が終わるごとに先をどう予測したか、毎回、manabaを通じてレポートを提出してもらいます。そうすることで、英文を読むという地味で地道でどちらかというと単調・退屈になりがちな作業に主体的に参加することができると考えます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
上記に書いたとおりです。指定された範囲を予習するに当たり、未知の単語、辞書で調べた単語、段落が終わるごとに先をどう予測したか、毎回、manabaを通じてレポートを提出してもらいます。そうすることで、英文を読むという地味で地道でどちらかというと単調・退屈になりがちな作業に主体的に参加することができると考えます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 授業で扱った内容について、理解度を確認する試験(ペーパーテスト)を行います。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 授業で扱った内容について、理解度を確認する試験(ペーパーテスト)を行います。 |
平常点 | 20 | manabaのレポート、授業内での発表、予習の有無、授業中の態度などを総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点20%、中間試験30%、期末試験50%で評価する。平常点の中には授業時間中の質問に対する受け答え、manabaに提出してもらう毎回の宿題などすべて含まれます。
なお、遅刻・早退3回で欠席1回と見なし、欠席が3回を超えると評価の対象としないと思ってください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
The Hidden Dimension by Edward T. Hall 四宮満編注 松柏社 (本体1000円+税) ISBN:978-4-88198-171-9 日本語タイトルは『かくれた次元』
それとプリントを配布。