シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
世界の英語文学(1) | 2025 | 前期 | 他 | 文学部 | 中尾 秀博 | ナカオ ヒデヒロ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LT2-B381
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アフリカ、カリブ海地域、オーストラリアの英語圏文学を概観する予定です。 なるべく多くの作品を、なるべくていねいに見てゆくという両立しがたい企てをいくぶんか達成するために、講義ではおもに短篇をとりあげることになるでしょう。 できるだけ映像作品なども紹介する予定です。
毎回の作品やテーマについて、授業支援システム manaba の「コースニュース」で予告し、その作品やテーマの理解を深めるために「コースコンテンツ」に掲載したワークシートに従って作業を進めてもらいます(ワークシートには五つ程度の作業が指定されています)。
作品のテキストは PDF 版が「コースコンテンツ」に掲載されていますので、ダウンロードして(できればプリントアウトするなどして)、予め下読みをしておいてください。
作業にあたっては、「コースコンテンツ」に掲載した関連資料をダウンロードして、作品やテーマの理解を深めてもらいます。関連資料を丁寧に読み込むことで、各作業の意義が深まり、最終的なテキスト理解の深度が違ってくることを忘れないでください。
同じく「コースコンテンツ」に掲載したスライド解説を手引としてワークシートの各作業を進めてください。
最後にワークシートのQUIZの解答を「アンケート」に投稿してもらいます。400字以上で解答してもらいますので、提出期限から逆算して、十分な時間を確保してください。
科目目的
アフリカ、カリブ海地域、オーストラリアの英語圏文学を概観する
具体的には
*各地域・各国の短篇作品を読解する
*各地域・各国の歴史的・社会的・文化的背景を理解する
*その過程で映像作品などの紹介も行う
到達目標
「アフリカ、カリブ海地域、オーストラリアの英語圏文学を概観する」ことを通して
各地域・各国の歴史的・社会的・文化的背景な理解を重層化する過程で
獲得した知見を文章化すること(毎回のQUIZの解答および中間・期末レポート)で自分の考えを説得的・客観的に整理・伝達できるようになる
授業計画と内容
第1回:イントロダクション(植民地主義=コロニアリズムと人種・階級・ジェンダー)
第2回:アフリカの短篇小説1 "Colour Blues"
第3回:アフリカの短篇小説2 "The Big Swallow"
第4回:アフリカの短篇小説3 "In the Shadow of War"
第5回:アフリカの短篇小説4 "The Moment before the Gun Went off"
第6回:カリブ海地域の詩1 "I am the Archipelago"
第7回:前半(第2回から第6回)のおさらい
第8回:オーストラリア篇のイントロダクション (殖民地主義=セトラー・コロニアリズム)
第9回:オーストラリアの抵抗文学 "Took the Children Away"
第10回:オーストラリアの短篇小説1 "Drover's Wife"
第11回:オーストラリアの短篇小説2 "Drover's Wife" の変奏
第12回:オーストラリアの映画1 "Night Cries"
第13回:後半(第8回から第12回)のおさらい
第14回:全体の総括(リキャピュチュレイションとして)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 中間・期末レポートの完成度(着眼・論理展開・文章表現など) |
平常点 | 60 | 各回のワークシートQUIZの解答の集計 (必ず400字以上で解答すること) |
成績評価の方法・基準(備考)
授業回数の1/3以上欠席した場合は成績評価の対象となりません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
PDF版を manaba に掲載します。
必要に応じて参照用のURLなどを紹介します。