科目ナンバー

CG-OM5-702L

履修条件・関連科目等

・学部レベルのミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、公共経済学、経済数学と同程度の内容を理解していること。
・演習Ⅰ（財政学）を履修済みであること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

財政学の理論論文を作成するためのアドバイスを行い、修士論文の完成を目指します。前半では、演習Ⅰでの学習を踏まえて関心のあるテーマを見つけ、関連する先行研究(海外の査読付き学術雑誌に掲載された理論論文)を読解し、整理した内容を報告してもらいます。その際に、先行研究の仮定の妥当性の吟味や関連する実証研究のサーベイも行うことで、修士論文につながる研究の問いを模索します。後半では、前半で得た研究の問いをもとに、理論モデルの構築・分析を行います。結果がまとまり次第、修士論文の執筆に取り掛かり、完成を目指します。

科目目的

財政学の理論研究に関する修士論文の作成を目的とする。

到達目標

海外の査読付き学術雑誌に掲載が見込まれる水準の修士論文の完成を目標とします。

授業計画と内容

第1回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(1)
第2回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(2)
第3回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(3)
第4回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(4)
第5回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(5)
第6回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(6)
第7回：研究テーマに関連する先行研究のサーベイ(7)
第8回：研究テーマ関連文献の報告(1)
第9回：研究テーマ関連文献の報告(2)
第10回：研究テーマ関連文献の報告(3)
第11回：研究テーマ関連文献の報告(4)
第12回：研究テーマ関連文献の報告(5)
第13回：研究テーマ関連文献の報告(6)
第14回：修士論文のResearch Questionの選定
第15回：理論モデルの構築と分析(1)
第16回：理論モデルの構築と分析(2)
第17回：理論モデルの構築と分析(3)
第18回：理論モデルの構築と分析(4)
第19回：理論モデルの課題と検討(1)
第20回：理論モデルの課題と検討(2)
第21回：修士論文の執筆と研究進捗状況報告(1)
第22回：修士論文の執筆と研究進捗状況報告(2)
第23回：修士論文の執筆と研究進捗状況報告(3)
第24回：修士論文の執筆と研究進捗状況報告(4)
第25回：修士論文の執筆と研究進捗状況報告(5)
第26回：修士論文の最終報告と検討(1)
第27回：修士論文の最終報告と検討(2)
第28回：修士論文の完成と提出

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

修士論文の完成に向けた準備（例えば、先行研究の読解、理論モデルの設定と分析、文章作成、数値計算などが挙げられる）

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける／授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション／実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

履修者の研究テーマに応じて、関連する参考文献を指示します。

その他特記事項

受講希望者は履修前に必ず担当教員に相談して下さい。

参考URL