シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育行政学演習 | 2024 | 後期 | 月3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 池田 賢市 | イケダ ケンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED5-108S
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育機会の均等政策を中心にして、教育行政に関する基本的課題について確認していくとともに、受講生自身による発表を中心にしながら、議論をしていく。
科目目的
教育行政の諸課題について、最近の教育改革の動向を踏まえながら、その全体像を自らの視点で説明できるようになることを目的とする。したがって、どこに視点を定めて分析していくかを説明できるようになることも重要な目的となる。
到達目標
教育行政の諸課題について、最近の教育改革の動向を踏まえながら、批判的に検討し、一定の政策提言ができるようになることを目標とする。
授業計画と内容
1 教育行政とは何か
2 教育の義務性について
3 教育の無償性について
4 教育の中立性について
5 日本の教育改革の動向について(討論を中心に)
6 諸外国の教育政策の現状について
7 教育制度の改革について
8 公教育の制度的課題について(討論を中心に)
9 インクルーシブ教育のあり方について
10 学力調査について
11 国際的な教育課題について(討論を中心に)
12 グローバル化への対応としての教育行政の役割
13 学校運営と教育行政の関係
14 教育行政をめぐる諸課題についてのまとめ
※なお、リアルタイムの教育政策動向にも注目してながら授業を進めるため、上記の内容に新たな検討項目を加えることもあり得る。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
国内外の教育改革状況についてマスコミ等の報道に着目しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 授業内容を踏まえ、各自がテーマを設定し、期末(締め切り日時は授業中に指示する)に提出する。行政的な課題が提示されていること、教育への権利保障の確保について議論されていることを評価基準とする。 |
平常点 | 60 | 授業時間中の議論に積極的に参加し、自ら調べた内容について説明するなど、根拠をもって議論していることを評価基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考図書として『学校で育むアナキズム』(池田賢市、新泉社、2023年)。また、レジュメ等を配布予定。その他、必要に応じ参考文献等を指示する。