シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本政治史演習ⅢB | 2024 | 後期 | 月3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 加藤 聖文 | カトウ キヨフミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH5-124S
履修条件・関連科目等
日本政治史演習ⅢA
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
①修士論文執筆に向けて、日本近代史に対する自己の関心領域と独自の視点について発表し、参加者全員と議論を深めます。
②日本近代史の研究史を押さえた上で今日的課題とは何かを解説します。
③研究の基礎となる史料を理解し、実際に活用するために史料の構造や特質についての解説を行います。
④各自が、関心を持った課題に関わる先行研究の整理と関連史料の所在調査を行い、報告します。
科目目的
日本近代史の基本的知識の習得に止まらず、世界史の視野から捉える能力を全員が身に付けることを目的とします。後期では、前期に引き続き自己の問題意識に応じた課題設定を行い、研究史の流れと自己の研究の位置づけを行い、研究の基礎となる史料の構造理解と解釈能力の習得を目標とします。
到達目標
後期では、前期に引き続き山﨑元幹日記を解読し、1931年の満洲事変を中心に理解の深化と分析力の向上を目指します。
授業計画と内容
第1回 日記解読(1931年1月)
第2回 日記解読(1931年2月)
第3回 日記解読(1931年3月)
第4回 日記解読(1931年4月)
第5回 日記解読(1931年5月)
第6回 日記解読(1931年6月)
第7回 中間討論
第8回 日記解読(1931年7月)
第9回 日記解読(1931年8月)
第10回 日記解読(1931年9月)
第11回 日記解読(1931年10月)
第12回 日記解読(1931年11月)
第13回 日記解読(1931年12月)
第14回 全体討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の都度、紹介する文献に目を通し、関連する史料の所在調査を自発的に行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 20 | 議論の場での積極的な発言 |
その他 | 80 | ゼミ発表:問題関心の明確さ、先行研究を踏まえた独創性、史料に対する関心度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
前期で紹介した参考文献読んでおくこと。授業開始後はその都度、参考文献を指定します。