シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本漢文学研究B | 2024 | 後期 | 木2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 小野 泰央 | オノ ヤスオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JL5-114L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
研究におけるテーマの設定の仕方を考え、一本の論文を作成するとはどのようなことなのかを漢文学の視点から涵養する。古典文学作品において中国文化との関係を通時的かつ網羅的に分析する。各回のテーマから一つを選択し、それに基づいた発表を行う。その発表について、質疑応答を行う。そのことによって、論を構築するとはどのようなことなのかを考える。
科目目的
論文を作成することができるテーマを設定する視点を養う。幅広い調査に基づいた的確な解釈によって、背景に裏打ちされた作品分析を行う。特に新たな現象を見つけ出すことが出来るようになり、それを先行研究のなかに位置づける。
到達目標
論文を作成することができるテーマを設定する視点を養えるようになり、幅広い調査に基づいた的確な解釈によって、背景に裏打ちされた作品分析を行えるようになる。特に新たな現象を見つけ出すことが出来るようになり、それを先行研究のなかに位置づけられるようになる。その上で、論文等にまとめ上げる能力を身につける。
授業計画と内容
第1回 概説 中世近世日本漢文学の意義
第2回 俊頼髄脳と唐代説話
第3回 本朝無題詩と宋代詩話
第4回 今昔物語集と中国説話
第5回 古記録の文学性
第6回 古記録と擬古物語―物語製作の背景
第7回 賦光源氏物語詩と白居易
第8回 五山文学と中国詩論
第9回 五山文学と杜甫
第10回 五山文学の艶詩
第11回 中世の注釈
第12回 近世詩文論
第13回 近世艶詩
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
多くの論文を読んで、分析の方法や論の展開の仕方を習得しておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 担当箇所のレポート状況を基準とします。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
[テキスト]授業時間に配布するレジュメ。
[参考文献]小野泰央『中世漢文学の形象』(勉誠出版)
揖斐高『江戸詩歌論』(汲古書院)