シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ文学演習B | 2024 | 後期 | 火3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 高橋 慎也 | タカハシ シンヤ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-LT5-102S
履修条件・関連科目等
ドイツ語の読解能力を有すること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:ウィーンのアヴァンギャルド演劇と大衆演劇との相互関連性②
『ウルリケ・マリア・スチュアート』とミュージカル『エリザベート』の前期授業で対象としなかった場面のテクスト分析と上演分析を行います。またオーストリアと日本での成立背景の比較分析、受容と評価の比較分析を行います。
科目目的
・文学テクストについて分析し、意見交換を行い、研究発表する能力を養成する
・舞台芸術作品について分析し、意見交換を行い、研究発表する能力を養成する
・文学研究と演劇研究に関する一次文献と二次文献の調べかたを学ぶ
到達目標
・文学テクストについて分析し、意見交換を行い、研究発表する
・舞台芸術作品について分析し、意見交換を行い、研究発表する
・文学研究と演劇研究に関する一次文献と二次文献の調べて研究発表と論文執筆に活用する
授業計画と内容
1) テクスト分析①:『ウルリケ・マリア・スチュアート』のエンスリンの歌謡ショーのシーン
2) 上演分析①:同上
3) テクスト分析②:『ウルリケ・マリア・スチュアート』のバロック音楽演奏シーン
4) 上演分析②:同上
5) テクスト分析③:『ウルリケ・マリア・スチュアート』の水風船シーン
6) 上演分析③:同上
7) テクスト分析④:ミュージカル『エリザベート』のトートの登場シーン
8) 上演分④③:同上
9) テクスト分析⑤:ミュージカル『エリザベート』のルドルフの死のシーン
10) テクスト分析⑤:同上
11) 『ウルリケ・マリア・スチュアート』の受容と評価の日・独・墺における比較分析
12) ミュージカル『エリザベート』の受容と評価に関する日・独・墺の比較分析
13) 『ウルリケ・マリア・スチュアート』の成立背景に関する日・独・墺の比較分析
14) 受講生による発表と授業のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 研究発表用の資料、ハンドアウト、発表原稿を作成し提出する |
平常点 | 50 | 教材のテクスト、舞台録画を分析し、意見交換を行い、ショートレポートとして簡潔にまとめる |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
『ウルリケ・マリア・スチュア』とミュージカル『エリザベート』関連の教材をmanaba上で提供する。必要に応じて教材をコピーして配布する
参考文献
〇 Christopher B. Balme : The Cambridge Introduction to Theatre Studies (Cambridge Introductions to Literature) Cambridge University Press 2011
〇 Bruce McConachie 編: Theatre Histories: An Introduction Routledge; 3rd edition 2016
〇 Richard Schechner: Performance Studies: An Introduction Routledge; 4th edition 2020
〇 Erika Fischer=Lichte: Theaterwissenschaft: Eine Einführung in die Grundlagen des Fachs UTB GmbH 2009
日本語訳: 演劇学へのいざない―研究の基礎 (国書刊行会2013)