シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本近代史演習ⅡB | 2024 | 後期 | 月1 | 文学研究科博士課程前期課程 | 宮間 純一 | ミヤマ ジュンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH5-118S
履修条件・関連科目等
授業で輪読する文献・読解する史料について理解することができる最低限の予備知識を身につけておくこと。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
1. 各自の研究テーマに関する報告を行い、修士論文の執筆に向けた準備を行う。
2. 近代の社会史・文化史に関わる文献・史料を輪読する。
科目目的
日本近代史研究上において、近年活況を呈している分野の最新の成果を批評し、先行研究に対する批判的思考能力を養う。あわせて一次資料を適確に解釈できる能力を身につける。また、修士論文の執筆に向けて各自の研究課題を掘り下げる。
到達目標
研究史の現状と課題を性格に把握した上で課題を設定し、また適切な原史料の読解にもとづいた独自の論文を執筆できる能力を身につける。
授業計画と内容
授業計画には参考のため、想定しうる報告テーマの例を記したが実際にはこの内容に限らず、テーマは報告者が選定する。
第1回 ガイダンス、後期の授業の進め方
第2回 修士論文執筆に向けた報告①農兵
第3回 修士論文執筆に向けた報告②天皇陵治定
第4回 修士論文執筆に向けた報告③旧藩社会
第5回 修士論文執筆に向けた報告④岩倉使節団
第6回 論文集の輪読①士族反乱
第7回 論文集の輪読②明治六年政変
第8回 論文集の輪読③大久保利通暗殺
第9回 論文集の輪読④近代の女子教育
第10回 論文集の輪読⑤内務省
第11回 論文集の輪読⑥六大巡幸
第12回 論文集の輪読⑦学制
第13回 論文集の輪読⑧教育勅語
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に指示した文献・史料に事前に目を通しておくこと。その他にも、授業に関連する文献・史料については受講者自身で積極的に収集・読解し、知識の幅を広げること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 発表80%(研究報告の内容、史料読解の精度などから判断) 主体性20%(議論での発言・出席状況などから判断) |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者は単位修得不可とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは特になし。
(参考文献)
授業中に適宜紹介する。
その他特記事項
受講生と相談の上、資料保存利用施設等の見学会を実施することがある。