シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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史料教材研究Ⅰ | 2024 | 前期 | 木3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 石橋 悠人、唐橋 文、木村 拓、新免 康、杉崎 泰一郎、鈴木 恵美、鈴木 直志、高橋 宏明、堀内 隆 | イシバシ ユウト、カラハシ フミ、キムラ タク、シンメン ヤスシ、スギザキ タイイチロウ、スズキ エミ、スズキ タダシ、タカハシ ヒロアキ、ホリウチ タカユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-HT5-103L
履修条件・関連科目等
履修条件は特にないが、将来的に高等学校で世界史を教えることを視野に入れている学生の履修を想定している。東洋史学・西洋史学専攻以外の学生の履修も歓迎する。史料教材研究Ⅱ、歴史教育研究Ⅰ・Ⅱをあわせて履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
高等学校の「世界史探究」の教科書・資料集に掲載されている著名な史資料(文字・図像史料等)について、専門領域における議論がどのように展開してきたのかなどを学修する。古代から近現代までの教員がリレー方式で担当する。
科目目的
教科書に記載されている史資料が学問的にどのように読解・解釈され、教科書の叙述に反映されているのかを理解すると同時に、高等学校の世界史の授業実践に役立つ、文字史料や図像史料を読み解く訓練をすることを目的とする。
到達目標
世界史の文字史料や図像史料を広く学び、それらを各自の授業実践に活用できるようにする。また、世界史を教える教員として史資料に関する専門的な知見をもとに授業を展開するための基礎的な能力を身につける。
授業計画と内容
1 ガイダンス 古代メソポタミア史料(楔形文字文書、旧約聖書)
2 西洋中世史料(封建社会)
3 西洋近世史料(ルネサンス、宗教改革)
4 西洋近世史料(アンシャンレジーム、市民革命)
5 西洋近代史料(産業革命)
6 西洋近代史料(19世紀)
7 西洋現代史料(EU成立史)
8「中央ユーラシアと東アジア」に関する史料
9「アジア諸地域とモンゴル帝国」に関する史料
10「東南アジアと大交易時代」に関する史料
11「アジアの諸帝国」に関する史料
12「アジア諸地域の変容」に関する史料
13「二度の世界大戦とアジア」に関する史料
14 総括・まとめと討論(再び、史料の読み方・捉え方)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回の担当教員の指示に従い、指示された文献等に事前に目を通しておくこと。その他にも、授業に関連する文献については受講者自身で積極的に収集・読解し、知識の幅を広げること。各回の詳細は、manaba等を通じて受講生に連絡する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業中の質疑・議論における発言、リアクションペーパー、ワークシートの内容などから判断する。 ただし、出席率が70%に満たない者は単位修得不可とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
各回の担当教員によって、授業時間内で講評・解説の時間を設ける場合と、授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う場合がある。教員の指示に従うこと。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは、特に使用しません。毎回、授業の際に関連史資料等を配布します。