シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史学基礎演習(1)B/日本史学基礎演習(1)(後期) | 2025 | 後期 | 水3 | 文学部 | 清水 善仁 | シミズ ヨシヒト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH1-F012
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近現代史にかかわる学術論文・専門書の講読をおこないます。前半は近現代史の各分野にかかわる学術論文を事例として、課題設定や論証の方法などについて学びます。後半は岡義武著『近代日本の政治家』を取り上げ、収録される5名の政治家ごとに担当グループを決め、その内容について報告してもらいます。
科目目的
歴史研究に必要不可欠な学術論文・専門書読解の能力を身に付けることを目的とします。
到達目標
大学における歴史研究の基本的な知識や方法を修得することを目標とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:授業の進め方について
第2回 講義:学術論文読解の方法
第3回 講義:専門書読解の方法/岡義武著『近代日本の政治家』解説
第4回 学術論文読解基礎①:政治史
第5回 学術論文読解基礎②:経済史
第6回 学術論文読解基礎③:社会史
第7回 学術論文読解実践①:自身で学術論文を選び読解する
第8回 学術論文読解実践②:読解した内容をまとめレポートを作成する
第9回 『近代日本の政治家』グループ報告①:伊藤博文
第10回 『近代日本の政治家』グループ報告②:大隈重信
第11回 『近代日本の政治家』グループ報告③:原敬
第12回 『近代日本の政治家』グループ報告④:犬養毅
第13回 『近代日本の政治家』グループ報告⑤:西園寺公望
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講読する学術論文や専門書は事前に目を通し、読めない字や意味の分からない言葉がある場合には、辞書などで調べたうえで授業に臨むことが不可欠です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 学術論文・専門書の読解能力を中心に、レポート課題に対して的確な内容となっているかどうかを基準とします。 |
平常点 | 50 | 授業内での報告において、学術論文・専門書を適切に読解できているかどうかを基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席が全開講回数の半数に満たない者は不可とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
岡義武著『近代日本の政治家』(岩波文庫、2019年、青N126-5) ISBN:9784003812655
なお、学術論文読解で使用するテキストは教員が用意し配布します。
また、参考文献は各回の授業の内容に即してそのつど紹介します。