シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史概説B(日本史学専攻) | 2025 | 後期 | 金1 | 文学部 | 山崎 圭 | ヤマザキ ケイ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH1-F104
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本史概説Bでは、主に近世史・近現代史を扱う。
この講義では、時代順に話を進めていく形式をとるが、政治史中心の通史的形式はとらず、各時代(時期)に特徴的なトピックをとりあげることで、その時代や社会の特徴を捉えていくことにしたい。また、途中で、特論(地域)として琉球・沖縄の近世から近代にかけての歴史も取り上げる。
科目目的
この科目は、学位授与の方針で示す「専門的学識」を修得することを目的としている。
到達目標
日本の近世・近現代の歴史について、それぞれの時代や社会の特徴を理解できるようになること。
授業計画と内容
1.後期の授業ガイダンス
2.近世前期①近世の日本と朝鮮
3.近世前期②ヨーロッパ勢力と日本
4.近世中期 綱吉政権の歴史的位置
5.近世後期①若者組と休日の社会史
6.近世後期②小林一茶とその時代
7.特論(地域)①琉球王国の時代
8.特論(地域)②明治政府による琉球処分
9.幕末維新における「公論」の形成
10.明治期 自由民権運動
11.大正期 大正デモクラシー
12.戦時期 満蒙開拓団
13.近世末~戦後 結婚・離婚・女性
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 到達度を確認するため、主に論述形式の試験を行う。 |
平常点 | 50 | 授業を聞いて理解した内容を、毎回、manabaの「小テスト」に記述してもらう。その点数の合計を平常点とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以下に該当する者はE判定とする。
・出席率が70%に満たない者。
・期末試験を受験しなかった者。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。必要な文献は、授業時にその都度指示する。
《参考文献》(自学用)
・『日本近世の歴史』1~5(吉川弘文館、2011~3年)。
・『シリーズ日本近世史』1~5(岩波新書、2015年)。
・『日本近代の歴史』1~5(吉川弘文館、2016~7年)。
・『シリーズ日本近現代史』1~10(岩波新書、2006~10年)。
その他特記事項
毎回の「小テスト」の提出にあたって、まずは、今日の授業のポイントは何だったかを短い文章にまとめて書いてみてください。そこに自分の感想も加えると、なおいいですね。「とても面白かった」、「興味を持ったので、自分でも調べてみたい」とだけ書く人がいますが、これでは得点にならないので注意してください〈どこが面白かったのかなど、具体的に書く必要があります〉。良くも悪くも、塵も積もれば山となるです。