シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋現代哲学研究ⅠA | 2024 | 前期 | 金3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 中村 昇 | ナカムラ ノボル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-WP5-113L
履修条件・関連科目等
ホワイトヘッドについてある程度知識があること
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ホワイトヘッド『過程と実在』を一文一文じっくり読んでいきます。非常に難解な哲学書なので、質問や議論を徹底的にやりたいと思います。そのためにも、しっかり予習をし、いつでも訳読し、その内容について解釈し発表できるようにしてもらいます。
科目目的
目的は、ホワイトヘッド『過程と実在』を原書で読み、その内容を理解すること。
到達目標
到達目標は、本年度読む範囲の『過程と実在』の内容を、正確に理解し、ホワイトヘッド哲学について、それなりの見通しをつけること。
授業計画と内容
第1回 ホワイトヘッド哲学の概要と『過程と実在』の全体的内容についての説明
第2回Process and Reality pp.229-230 「コントラスト」について
第3回 Process and Reality pp.230-231 「主体的形式」について
第4回 Process and Reality pp.231-232 「superject」について
第5回 Process and Reality pp.232-233 「感受」と「場所」
第6回 Process and Reality pp.233-234 「抽象化」について
第7回 Process and Reality pp.234-235 「感受」と言語について
第8回 Process and Reality pp.235-237 中間的総括
第9回 Process and Reality pp.238-239 「概念的感受」について
第10回 Process and Reality pp.240-241 「価値づけ」と「概念的感受」
第11回 Process and Reality pp242-244 ヒュームについての検討
第12回 Process and Reality pp.245-247 「エポック」の「秩序」について
第13回 Process and Reality pp.248-249 「現実的存在」と「価値づけ」
第14回 Process and Reality pp.250-251 「第二のカテゴリー」
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業ででてくるテーマについて、資料の下調べをし、自分なりの考えをまとめておくこと。できれば、それを文章化し、授業後、いろいろでてきた他の受講者の考えや、教員の考えをも考慮したうえで、その文章をノートにまとめること。最終的に、授業で扱ったテーマについて、一定の見解を提示すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 議論する。テキストを読む。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:Process and Reality,Free Press.
参考書:『ホワイトヘッドの哲学』(中村昇)講談社、2007年
その他特記事項
授業にでる場合には、いつでも訳読し、議論できるように準備しておいてください。