シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会心理学演習B | 2024 | 後期 | 火2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 安野 智子 | ヤスノ サトコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-SY5-104S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この演習では、「価値観」を中心的なテーマとして、文献講読を勧めます。後期はハイト,J『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』(紀伊国屋 2014)、および、ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか』(ダイヤモンド社, 2004)を読んでいきます。
科目目的
価値観の国際比較研究について学ぶとともに、文化差について考察する。
到達目標
価値観の国際比較に関する文献を読み、国や文化による違いを理解できるようになること。また、その知識を踏まえて、社会心理学的な研究を読みこなせるようになること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』第1章、第2章
第3回 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』第3章、第4章
第4回 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』第5章、第6章
第5回 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』第7章、第8章
第6回 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』第9章、第10章
第7回 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』第11章、第12章
第8回 『社会はなぜ左と右に分かれるのか』まとめ
第9回 リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』第1章、第2章
第10回 リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』第3章、第4章
第11回 リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』第5章、第6章
第12回 リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』第7章、第8章
第13回 リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』エピローグ、まとめ
第14回 全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ソフトウェアの使い方や分析課題への取り組みなど、授業時間外の学習は必須になります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 授業中に指示する課題への取り組み、報告書の作成などを総合的に評価します。 |
平常点 | 80 | 授業への参加状況を総合的に評価します。出席率が70%に満たない場合にはE評価とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaによる学習支援
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(テキスト)
ジョナサン・ハイト(著)、高橋洋(訳)『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』紀伊国屋書店, 2014.
リチャード・E・ニスベット (著), 村本 由紀子 (訳)『木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか』ダイヤモンド社, 2004.