シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文化社会学演習A | 2024 | 前期 | 木2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 辻 泉 | ツジ イズミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-SC5-303S
履修条件・関連科目等
大学院の演習であるので、受講にあたっては以下の条件を満たすこと。
①メディア論・文化社会学に対する問題関心が高いこと。
②中央大学文学部社会情報学専攻の学士号(またはそれと同等以上の学力)を有すること。
③卒業論文(またはそれに準じる論文など)等によって論理的思考を有することが証明されること。
④外国人留学生については、日本語能力試験N1レベル以上の日本語能力を有すること(日本語を母語とする者はその限りではない)。
※他専攻の院生、留学生などの受講も歓迎いたしますが、受講前に担当者に連絡をして、これらの条件を満たしうるかどうか、履修の許可を得てからにしてください。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
M1は、テーマ選択や問題設定に始まり、論文執筆の基本的なルールの確認などを主に、M2以上は、修士論文の提出に向けた論文の構成、展開などの指導を主たる目的として、それぞれオリジナルな研究報告をしてもらい、実例に基づいて指導を進めていく。
科目目的
以下の目標のために必要な、論文執筆のルールに始まり、問題設定の立て方、論文の構成などについて、実例にもとづいて指導を進めていきます。
到達目標
オリジナリティあふれる修士論文の執筆が最終目標です。
授業計画と内容
第1回 前期ガイダンス
第2回 教員からのレクチャー(プレゼンテーション、ディスカッション)
第3回 出席者のオリジナル研究発表会(コメント前) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第4回 出席者のオリジナル研究発表会(コメント後) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第5回 なぜ今メディア研究・文化社会学か? (プレゼンテーション、ディスカッション)
第6回 マス・メディアの台頭 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第7回 概念とモデル (プレゼンテーション、ディスカッション)
第8回 メディア理論と社会理論 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第9回 マス・コミュニケーションと文化 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第10回 ニューメディアと新たな理論? (プレゼンテーション、ディスカッション)
第11回 メディアと社会に関する規範理論 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第12回 マス・メディアの構造と活動の成果:行動原則と責任 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第13回 メディアの経済と統治 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第14回 グローバルなマス・コミュニケーション (プレゼンテーション、ディスカッション)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
オリジナル報告については、各自のテーマに従って、文献資料や各種のデータ収集など、常日頃から問題意識を持った取り組みが求められる。
文献購読については、担当者以外の出席者も、全員が当然のことながら熟読してくること。その上で、授業後もディスカッションが継続されることが好ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 第一に、授業期間中一回以上課される授業中での発表およびその内容、第二に、発表以外も含む議論への参加状況、第三に、その他の状況、以上から総合的に判断する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に適宜指示するが、以下の著作は総論的に優れており、上記、授業の構成はこれを参照した。
『マス・コミュニケーション研究』デニス・マクウェール著/大石裕監訳、慶應義塾大学出版会