シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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歴史地理学の方法 | 2025 | 前期 | 木2 | 文学部 | 市来 弘志 | イチキ ヒロシ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH2-G211
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
歴史地理学は、景観や様々な地理的事象を歴史的に研究する学問です。日本では地理学の一分野ですが、中国では歴史学との共通性が強いのが特色です。この授業では、中国歴史地理学の多様な研究視点と成果の紹介を通じて、歴史地理学の研究方法について考えます。歴史研究に地理的視点が不可欠なのは言うまでもありません。ここで学んだことを歴史研究に活かしてもらえればと思います。
科目目的
歴史地理学の概念と方法を理解し、これを歴史研究に応用できる能力を身につける。
到達目標
歴史地理学の概念と方法を理解した上で、歴史研究に応用するための視点やツールの利用方法を習得する。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 中国歴史地理学の系譜(1)近代以前
第3回 中国歴史地理学の系譜(2)近現代
第4回 歴史水文地理:治水と歴史地図
第5回 歴史環境地理(1)気候変動と環境
第6回 歴史環境地理(2)森林の変遷と沙漠化の進行
第7回 歴史経済地理(1)経済中心地の移動
第8回 歴史経済地理(2)農業牧畜境界線
第9回 歴史民族地理:多民族国家の形成過程
第10回 歴史人口地理:中国史上の人口変動と移動
第11回 歴史軍事地理:軍事地理の現代的意義
第12回 歴史文化地理:各地域の文化的特色
第13回 歴史政区地理:中国歴史地理学の原点
第14回 まとめ:中国歴史地理学の展望
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時に資料を配布し、参考文献を紹介しますので、それらを活用して授業への理解を深めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 期末レポートの提出で評価します。 |
平常点 | 50 | 授業に出席し、課題を提出して下さい。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しません。参考文献は授業中に適宜紹介します。