科目ナンバー

LE-OW1-G801

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

テキストを用いた講義形式です。本講義では正則アラビア語の初級文法を学んでいきます。
あくまでも文法の授業であり、会話表現の授業ではないことにご注意ください。
ほぼ毎回課題を出す予定です。
また、学期末にはテストを行うか、もしくは期末課題を出す予定にしています。

科目目的

中東・西アジアの歴史・社会・文化を学ぶ上で必須であるアラビア語文献の読解を可能とするために、正則アラビア語文法の初級文法を修得することが本講義の目的です。
辞書などの道具類を用いて自力で文献を読めるようになることを最終的な目標とするうえで、本授業はそのための第一歩となります。

到達目標

アラビア語の基本名詞文や動詞文の文法を理解できるようになる。

授業計画と内容

第０１回　ガイダンス、第1章 アラビア文字の書き方と発音／文字のつなげ方と発音記号
第０２回　第1章 アラビア文字の書き方と発音／文字のつなげ方と発音記号
第０３回　第2章 限定／限定　第3章 格変化の基本 　第4章 基本名詞文
第０４回　第5章 性 　第6章 数
第０５回　第7章 指示詞
第０６回　第8章 前置詞
第０７回　第9章 動詞 laysaと疑問詞 hal, 'a　　第10課 形容詞による修飾とイダーファ表現
第０８回　第11課 名詞のまとめ 第12課 形容詞のまとめ
第０９回　第13課 数詞
第１０回　第13課 数詞　　第14課 動詞の完了形
第１１回　第14課 動詞の完了形　　第15課 完了形の応用
第１２回　第16課 未完了形直説形の基礎
第１３回　第17課 未完了形直説形の応用
第１４回　まとめ

以上の授業計画は状況により変更となる可能性があります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

アラビア語の学習には予習・復習が不可欠です。
テキストに目を通すことはもちろん、テキストに収録されている練習問題や授業で出される課題をしっかりとこなして、暗記事項を一つ一つ押さえていく地道な自学自習の取り組みが求められます。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

成績評価（つまり単位取得）の最低用件は、
①毎回の提出課題はすべて提出すること
②期末テストを受けること
③出席状況
となります。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

（テキスト★必ず入手のこと）
八木久美子，青山弘之，イハーブ・アハマド・エベード 『大学のアラビア語詳解文法』 東京外国語大学出版会 2013年．
　※授業で使用するテキストです。必ず入手してください。


（参考文献）　　
本田孝一・石黒忠昭（編）『パスポート 初級アラビア語辞典』 白水社 1997年.
　※アルファベット順で引ける初級者用の辞書。見出し語約4200語。

竹田敏之 『ニューエクスプレスアラビア語』白水社 2010年．
　※文法中心の本講義では扱わない会話表現について学べる参考書。
　　旅行や留学・仕事などでのアラビア語使用を想定している人向き。

その他特記事項

卒論でイスラーム史を専門とする予定の学生は、後期と合わせて履修することが望ましい。
もちろん、単純にアラビア語に興味がある学生も履修できます。
ただし、アラビア語は非常に難解な言語です。文法項目も煩雑なので、講義を欠席することなく、予習復習を欠かさない覚悟と忍耐が必要です。
決して楽な科目ではないことをご承知おきください。

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