シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究Ⅰ(流通チャネル論) | 2024 | 通年 | 火5 | 商学研究科博士課程後期課程 | 久保 知一 | クボ トモカズ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM6-201L
履修条件・関連科目等
博士論文を執筆している院生
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博士論文の進捗報告と関連研究の報告の2本立てとします。
関連研究の報告は次のように行います。まず最初に執筆中の博士論文に関連する文献リストを作成します。
その後、指導教授および関連分野の教員(久保も含む)から作成したリストのチェックを受けてください。文献リストが完成した後、この文献リストから重要な論文を抜き出して報告して頂きます。
なお、文献リストには邦文文献が含まれると思いますが、演習中で報告する論文は英文トップジャーナルの文献に限定します。
科目目的
博士論文の完成を目的として、そのサポートを行います。
到達目標
博士論文の作成を目標とします。
授業計画と内容
受講生の研究の進捗にあわせて、進捗報告と関連研究報告を組み合わせて進めます。
具体的な論文は受講生の関心に合わせて決定しますが、おおむね次のようなテーマと計画で進める予定です。
1. ガイダンス
2. 文献リストの作成
3. チャネル研究の歴史的展開(90年代まで)
4. チャネル研究の歴史的展開(90年代以降)
5. パワー論(政治経済アプローチ)
6. パワー論(情報処理アプローチ)
7. 取引費用(Williamson,1975)
8. 取引費用(Williamson,1985)
9. 取引費用(現代的アプローチ)
10. 研究の進捗報告 (1)
11. 協調的関係(パワー・アプローチ)
12. 協調的関係(ゲーム・アプローチ)
13. 延期と投機(Bucklin, 1965)
14. 延期と投機(矢作, 1994; 高嶋, 1994; 久保, 2001)
15. 研究の中間報告
16. ガバナンス(Heide, 1994)
17. ガバナンス(Kashyap and Murtha, 2017)
18. デュアル・チャネル(Heide, 2003)
19. デュアル・チャネル(Fürst, Leimbach, and Prigge, 2017)
20. チャネルの変更(Wu and Salomon, 2016)
21. チャネルの変更(Mooi and Ghosh, 2010)
22. イノベーターのジレンマ(Christensen, 1997)
23. 研究の進捗報告 (2)
24. チャネルにおける機会主義(Williamson, 1975)
25. チャネルにおける機会主義(Samaha, Palmatier, and Dant, 2011)
26. 電子商取引(Gawer and Cusumano, 2008)
27. 電子商取引(Dahlquist and Griffith, 2014)
28. 研究の最終報告
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回に割り当てられた論文について、サマリーを作成すること。論文のストーリーを3~5分程度で口頭で報告できるように準備の上、授業に参加してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回の報告資料の質と、授業中の発言の質と量で評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業計画に示した論文は、pdfファイルで担当教員から配布します。