シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究Ⅲ(企業経済論) | 2024 | 通年 | 金2 | 商学研究科博士課程後期課程 | 本庄 裕司 | ホンジョウ ユウジ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM6-003L
履修条件・関連科目等
大学院博士前期課程レベルの「企業経済論」「計量経済学」の知識が必要です。また、実証分析を中心に指導するため、Eviews, Limdep, R, Sas, Spss, Stata, Tsp などの統計用ソフトウェアについて、少なくとも1つ以上を習得している必要があります。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
当科目では、受講者の興味をもとに研究テーマを決定し、担当教員から研究指導を受けます。研究テーマは、「企業経済論(ビジネス・エコノミクス)」「産業組織論」を中心に、自ら興味あるものを選択します。また、内容によっては、「中小企業論」「アントレプレナーシップ論」「経営戦略論」の分野からの選択も可能です。ただし、いずれの場合でも単に文献や事例をまとめただけの研究は認められませんので、必ず自らの事実発見 (fact finding) を含めた実証研究になるようにつとめてください。
授業では、受講者の興味をもとに、論文サーベイを行いいます.
科目目的
国際的に評価を受けているジャーナル(インパクトファクター付きジャーナル)に投稿できる水準の論文を作成できるように論文の執筆指導を行います.
到達目標
作成した論文を国際的に評価を受けているジャーナル(インパクトファクター付きジャーナル)に投稿し,受理されていることを目標とします。これらの論文をまとめて博士論文として完成させます。なお、学術論文はいずれの研究テーマでも英語で書くことから,論文および報告資料はすべて英語で書くことを前提とします(報告自体は日本語で結構です)。
授業計画と内容
(春学期)
(1) ガイダンス
(2) サーベイ論文リストの説明
(3) 論文サーベイ報告(1本目)
(4) 論文サーベイ報告(1本目):教員からのコメントへのリプライ
(5) 論文サーベイ報告(2本目)
(6) 論文サーベイ報告(2本目):教員からのコメントへのリプライ
(7) 論文サーベイ報告(3本目)
(8) 論文サーベイ報告(3本目):教員からのコメントへのリプライ
(9) 論文サーベイのまとめ
(10) Theory/Method の提示
(11) データソースの説明
(12) 基本統計量の提示
(13) 基本統計量の提示:教員からのコメントへのリプライ
(14) 研究テーマ報告(中間発表)
(秋学期)
(15) 推定結果報告
(16) 推定結果報告:教員からのコメントへのリプライ
(17) 修正後の推定結果報告
(18) Theory/Model の加筆修正
(19) Theory/Model の加筆修正:教員からのコメントへのリプライ
(20) Results の加筆修正
(21) Results の加筆修正:教員からのコメントへのリプライ
(22) Abstract, Intoruduction, Conclusions の加筆修正
(23) Abstract, Intoruduction, Conclusions の加筆修正:教員からのコメントへのリプライ
(24) 英文校正
(25) 英文校正:教員からのコメントへのリプライ
(26) 英文再校正
(27) 英文再校正:教員からのコメントへのリプライ
(28) 1年間の研究成果報告
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
企業研究所における(担当教員の指定した)ワークショップへの参加および報告。学会あるいは国際シンポジウムなどでの報告。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 報告資料や論文などの提出物 |
平常点 | 50 | 授業への参加・発言 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
課題についての質問があれば授業中およびオフィスアワーで対応します.
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
配布物や提出物があれば,manabaを通じて行います.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は公的研究機関で,企業経済学に関連する政策検討の経験を有しています.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■ゼミ推奨ジャーナル
-International Journal of Industrial Organization
-Journal of Industrial Economics
-RAND Journal of Economics
-Review of Economics and Statistics
-Small Business Economics
など
その他特記事項
授業は、演習形式のため、原則、受講者の報告によって行われます。また、受講者は、本ゼミ、サブゼミ(他の演習を主として受講しながら当該演習を受講する場合)に関係なく、当演習の方針にそって研究指導を行います。
詳細は、「参考URL」を参照してください。