シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究Ⅱ(応用経済学) | 2024 | 通年 | 金3 | 商学研究科博士課程後期課程 | 江口 匡太 | エグチ キョウタ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM6-302L
履修条件・関連科目等
学部上級から大学院初級のミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学の知識があること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
・受講者が博士論文を作成するための演習になります。博士論文は主な学術論文を少なくとも2編書くことになります。そのコアとなる学術論文の作成のための演習です。各自の研究計画やテーマを報告してもらい、それに関する学術論文の輪読と研究発表を行います。
科目目的
学術論文の執筆を目的とした出席者の主体的な参加を求める演習になります。どのようなテーマを考えているのか、学術論文としてまとめるためにそのテーマをどのように具体的に深めていくのか、を考えてもらい、そして、その実際の作業(理論モデルの構築またはデータ分析)をしてもらいます。参加者との議論を通して学術論文に完成させていきます。
到達目標
国際学術誌に投稿できる水準まで研究を深め、学術論文として完成させることが最終目的です。単位習得には、授業内で研究発表を行い、タームペーパーとして研究内容をまとめる必要があります。
授業計画と内容
参加者の研究の進捗によって変更する場合があります。以下は、1年を通して論文をまとめる際の基本的な流れになります。進捗によっては、同じことを繰り返すこともあります。
第1回 ガイダンス:研究の進め方と心構え
第2回 テーマを探す:参加者各自が研究テーマにしたいことについて発表
第3回 テーマを探す:研究テーマに関連した先行研究に関する発表(1):どのような論文があるか
第4回 テーマを探す:研究テーマに関連した先行研究に関する発表(2):先行研究の流れをまとめる
第5回 テーマを具体化する:学術論文で検証する仮説になりえるようにテーマを具体化する
第6回 テーマを具体化する:具体化したテーマに関連する先行研究(1):どのような論文があるか
第7回 テーマを具体化する:具体化したテーマに関連する先行研究(2):先行研究の流れをまとめる
第8回 具体化したテーマを見直す:
第9回 テーマに関連するデータの収集
第10回 テーマに関連するデータの整理とコード化
第11回 データの要約に関する発表:データの可視化
第12回 データを用いて、具体化したテーマの再見直し
第13回 反証可能な仮説の提示
第14回 前期のまとめ:自分の仮説がその分野でどのような位置にあるのかについて発表
第15回 夏季休暇中の研究の進捗状況についての発表
第16回 自分の仮説に関連した先行研究の紹介(1):研究の大きな流れの中での位置づけ
第17回 自分の仮説に関連した先行研究の紹介(2):近年の研究の潮流の中での位置づけ
第18回 データの整理と実証作業
第19回 実証結果の報告と検証
第20回 実証分析の精緻化
第21回 実証分析の結果に関する中間報告
第22回 実証分析の結果と先行研究との関係に関する報告
第23回 参加者のテーマに関係する学術論文の輪読
第24回 前回の討論を踏まえて、新たな方向性を探る
第25回 学術論文の骨格になるように、これまでの研究成果をまとめる
第26回 学術論文のタイトルと要旨の書き方
第27回 1年間の研究成果の発表
第28回 1年間の研究成果の発表と今後の取り組み
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
自分の研究を進めるために必要な論文を読むこと、また、データ分析や理論研究の作業を行うことが当然ながら必要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | タームペーパーなど、研究の進捗状況が分かるものを提出してもらいます。 |
平常点 | 50 | 授業内の積極的な参加を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
なし:ただし、自分の研究に必要な論文を読むのは当然です。