シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英文学特殊研究ⅣB | 2024 | 後期 | 月2 | 文学研究科博士課程後期課程 | 兼武 道子 | カネタケ ミチコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-EX6-108L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ヴィクトリア時代における古典ギリシア学と女性の問題を考えます。帝国主義と密接に結びついたVictorian Hellenismの盛んな時代にあって、女性文学者たちがどのように古典ギリシア語を学び、女性の視点を取り込んだ古典ギリシア学を構築したかについて、理解を深めます。
科目目的
Victorian Hellenism のジェンダー・イデオロギーの構造を理解すること。また、女性文学者たちが個人の努力によってどのようにギリシア古典を受容し、「女性の古典ギリシア学」の系譜を築いたかを具体的に考察すること。
到達目標
批評の言語を正確に理解すること。論じられている作品や文化事象についての知識や理解を深めるとともに、問題設定の仕方、論の展開の仕方、論に対する反応の仕方などを実践を通して身につけること。
授業計画と内容
以下を目安とします。
第1回 Isobel Hurst, _Victorian Women Writers and the Classics_導入
第2回 Introduction
第3回 Chapter One, pp. 12-27
第4回 Chapter One, pp. 27-51
第5回 Chapter Two, pp. 52-81
第6回 Chapter Two, pp. 81-100
第7回 Chapter Three, pp. 101-113
第8回 Chapter Three, pp. 113-129
第9回 Chapter Four, pp. 130-142
第10回 Chapter Four, pp. 143-163
第11回 Chapter Five, pp. 164-183
第12回 Chapter Five, pp. 183-191
第13回 Chapter Six, pp. 192-211
第14回 Chapter Six, pp. 211-219
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
発表形式で授業を進めるので、当たった人は分担箇所についての発表の準備が必要です。参加者はテキストを読んで予習をし、ディスカッションしたい問題を各自が用意してきてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 適切なテーマが設定されているか、作品を細部にわたって正確に読み、解釈を十分に裏付けることができているか、論理が明快で破綻がないか、参考文献の選び方と参照の仕方が適切か、などの点を評価します。 |
平常点 | 50 | 発表のできばえとディスカッションへの参加状況を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等配布予定。必要に応じて参考文献を配布します。