シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中央ユーラシア史特殊研究A | 2024 | 前期 | 水3 | 文学研究科博士課程後期課程 | 新免 康 | シンメン ヤスシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-OH6-109L
履修条件・関連科目等
中央ユーラシア、とくに中央アジアの歴史・文化に関する研究を進めていく強い意欲をもち、研究を行うための知識と各種史料読解のための力量を備えていること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中央アジアにおいて著されたテュルク語の歴史書をとりあげ、史料としての性格・史料価値、歴史叙述の傾向などに関する検討を視野に入れつつ、関連文献・史料も参照しながら、厳密に講読していきます。また、講読部分に表現された歴史的状況に関する検討を行います。テキストとしては、ファクシミリ、校訂テキスト、英訳、詳細な訳注、を合わせた研究書が出されている、The Biography of Alim Qul Amir-i lashkar(f. 1a~)を取り上げます。
科目目的
中央アジア・テュルク語史料を厳密に読解し、それを史料として活用するための専門的な力量のレベルを向上させていくための作業を行います。そのことを通して、当該分野における専門的な学術論文を執筆・発表するための史料読解・検討能力の錬成へと繋げていきます。
到達目標
中央アジア・テュルク語史料を厳密に読解する作業を通して、史料解釈の専門的な力量のレベルを向上させることを目標とします。そのことを通して、当該分野における専門的な学術論文を執筆・発表するための史料読解・検討能力を涵養します。
授業計画と内容
第1回 19世紀中央アジアのムスリム社会に関する検討
第2回 19世紀中央アジアのテュルク語史料に関する検討
第3回 本史料の著者・時代背景・特徴
第4回 テキストf. 16a-16b コーカンド・ハンとロシアとの関係の端緒
第5回 テキストf. 17a-17b コーカンド・ハンとロシアとの関係の端緒
第6回 テキストf. 18a-18b コーカンド・ハンとロシアとの関係の端緒
第7回 テキストf. 19a-19b コーカンド・ハンとロシアとの関係の端緒
第8回 上記講読部分で示された内容に関する検討
第9回 テキストf. 20a-20b コーカンド・ハンとロシアとの関係の具体的状況
第10回 テキストf. 21a-21b コーカンド・ハンとロシアとの関係の具体的状況
第11回 テキストf. 22a-22b コーカンド・ハンとロシアとの関係の具体的状況
第12回 テキストf. 23a-23b コーカンド・ハンとロシアとの関係の具体的状況
第13回 上記講読部分で示された歴史的状況に関する検討
第14回 史料の分析とまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各担当箇所に関する発表の内容、授業中の質疑応答・議論への参加の積極度、各回の課題の提出状況、について評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストの該当部分のコピーを第1回に配布します。
その他特記事項
なし。