シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋古代史特殊研究A | 2024 | 前期 | 水2 | 文学研究科博士課程後期課程 | 唐橋 文 | カラハシ フミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-WH6-109L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
2008年に出版された英文の論文集、M. Nissinen and R. Uro, eds., Sacred Marriage: The Divine-Human Sexual Metaphor from Sumer to Early Christianity(テキスト:下記参照)から、毎週1本の論文を読む。予めそれぞれの論文の担当者を決め、その担当者がレジュメを用意して発表に臨む。他の受講者も読んだ内容を文章にまとめて提出する。
科目目的
いわゆる「聖婚」と呼ばれる事例や現象を文化横断的に考察する。
到達目標
「聖婚」についての基本的知識と理解力を身につける。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 "The Sumerian Sacred Marriage and its Aftermath in Later Sources"
第3回 "The Sacred Marriage and the Transfer of Divine Knowledge"
第4回 "Sacred Marriage and the Devotees of Ishtar"
第5回 "Sacred Marriage in the Ugaritic Texts?"
第6回 "Sacred Marriage in the New Kingdom of Ancient Egypt"
第7回 "Hieros Gamos in Ancient Greek Religion"
第8回 "Song of Songs and Sacred Marriage"
第9回 "Yahweh's Broken Marriages as Metaphoric Vehicle in the Hebrew Bible Prophets"
第10回 "Sacred Prostitution in the Biblical World?"
第11回 "Begotten by the Holy Spirit"
第12回 "The Bride of Christ"
第13回 "Divine Desire"
第14回 総括・まとめ:聖婚儀礼について
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で読む章を必ず自分で読んで内容を理解してくること。また、授業後にその章の内容をまとめて次回の授業時間に提出すること。それには4時間以上を要すると思われる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 適切な要約になっているかどうか。 |
平常点 | 50 | 予習しているかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:M. Nissinen and R. Uro, eds., Sacred Marriage: The Divine-Human Sexual Metaphor from Sumer to Early Christianity, Winona Lake, Indiana: Eisenbrauns, 2008. ISBN 978-1-57506-118-4. 参考文献については、随時授業の中で紹介する。