シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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図書館情報学特殊研究A | 2024 | 前期 | 水6 | 文学研究科博士課程後期課程 | 小山 憲司 | コヤマ ケンジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-SI6-109L
履修条件・関連科目等
図書館について専門的に研究していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会の情報化は、さまざまな変容をもたらしている。大学図書館もまた、例外ではない。そこで本科目では、海外、特に米国大学図書館を事例として、テキストを参照しながら、大学図書館の現在と将来について討究する。場合によっては、テキストのほか、他の文献も参考にする。
なお、本科目の内容は後期「図書館情報学特殊研究B」にもつづく。
科目目的
大学図書館の最新の動向と課題について深く理解することを目的とする。
到達目標
図書館を対象とした文献を討究することで、問題の所在を明らかにしたり、新たな課題を設定したりするための知識を得るとともに、本科目で得られた知見を生かし、自らの研究テーマを設定したり、広げたり、深めたりできるようになることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 1. Dr. Sarah Thomas, Vice President for the Harvard Library and University Librarian; Roy E. Larsen Librarian for the Faculty of Arts and Sciences
第3回 2. Dr. Susan Gibbons, University Librarian, Deputy Provost, Collections & Scholarly Communication, Yale University
第4回 3. Dr. Gregory Eow, Associate Director for Collections, MIT Libraries, Massachusetts Institute of Technology (MIT)
第5回 4. Virginia Steel, University Librarian, University of California, Los Angeles
第6回 5. Dr. Deborah Jakubs, University Librarian & Vice Provost for Library Affairs, Duke University
第7回 6. Dr. James Hilton, Vice Provost for Academic Innovation, University Librarian and Dean of Libraries, University Library, University of Michigan
第8回 7. Dr Winston Tabb, Sheridan Dean of University Libraries and Museums at Johns Hopkins University
第9回 8. Michael Gorman, University Librarian Emeritus, Henry Madden Library, California State University, Fresno
第10回 9. Richard Ovenden, Bodley’s Librarian, University of Oxford
第11回 10. Mark Purcell, Deputy Director, Research Collections, Cambridge University Library
第12回 11. Jirka Kende, Director, Free University Berlin Library
第13回 12. Prof. Dr. Andreas Degkwitz, Director, Library of the Humboldt University of Berlin
第14回 前期のまとめ、ふりかえり
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告にあたっては、事前の準備が不可欠である。また、報告者以外の受講生も、事前に該当箇所を精読して授業に望むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 議論への貢献度 |
その他 | 50 | 報告・発表 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当者は、1997年4月から2006年3月まで、東京大学附属図書館等において、図書館職員として、図書館サービス、情報組織化、電子情報資源の提供などの実務経験を有する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
図書館実務にかかる話題にも触れながら、テキストの精読を行う。
テキスト・参考文献等
(1) テキスト
Patrick Lo, Dickson Chiu, Allan Cho, Brad Allard. Conversations with Leading Academic and Research Library Directors. Chandos Publishing, 2018. ISBN:9780081027462.
(2) 参考文献等
授業で適宜紹介する。