シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国際情報学研究指導Ⅲ | 2024 | 前期 | 土6 | 国際情報研究科修士課程 | 松野 良一 | マツノ リョウイチ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
IG-IF5-SE03
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
実際に作成する修士論文について、各人が構想を発表し、集団で議論することで、論文の目的や方法を確かなものにする。
科目目的
①修士論文作成に向けて、特に①先行研究収集、②読解、③論文の構成、④引用文献、参考文献の書式などを学修する。
②論文のテーマと目的、分析方法をしっかりと確定させる。
到達目標
修士論文作成のための重要な「中間発表」に備え、自らの論文テーマについて発表用の資料を作成する。
授業計画と内容
第1回 修士論文の構想と執筆について
第2回 修士論文の構想発表①スケジュールの確認
第3回 修士論文の構想発表②問題と目的の確認
第4回 修士論文の構想発表③方法論の確認
第5回 修士論文の構想発表④分析方法の確認
第6回 修士論文の構想発表⑤全体構想の検討
第7回 プレゼンテーションと議論①個別構想の検討
第8回 プレゼンテーションと議論②不明確な部分の明確化
第9回 プレゼンテーションと議論③収集データの解析方法の確認
第10回 プレゼンテーションと議論④目的と結果の連関性の確認
第11回 プレゼンテーションと議論⑤データ収集と分析のスケジュール確認
第12回 論文の構成①フォーマットの再確認
第13回 論文の構成②各項目の明確さの確認
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと。修士論文作成のため、先行研究を収集し熟読すること。研究に必要な統計学の知識とスキルを養うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 自らが作成しようと考える論文の分野における先行研究の読み込みと発表内容を総合して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
原則、10回以上授業に出席しないと成績評価の対象となりません。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
メールなどで相談、連絡を受ける
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
対面を基本とするが、オンラインも活用する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は、朝日新聞社の記者として、社会部関連の事件事故、疑獄事件の取材に当たった後、TBS東京放送でディレクター・プロデューサーとしてドキュメンタリー番組の制作およびデジタル番組の開発を担当した。さらに、TBS在職中には、1996年8月~1997年9月の期間、フルブライトジャーナリストとしてHarvard Medical School, Center for Bioethicsに研究員留学した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務家としての経験によって得られた知見は、授業内容に直接的に深く関係している。授業ではなるだけ、実社会の現象、問題、事件などに関する論文等を取り上げ、具体的に解析する授業を行う。
テキスト・参考文献等
松野良一「映像制作実習を体験した大学生の「気づき」」『国際情報学研究』, 2, 103-117
松野良一「コロナ禍におけるオンラインを使ったコンテンツ制作の試み」『政策文化総合研究所年報』, 24, 205-219
(2点とも中央大学機関リポジトリからダウンロード可能)
その他特記事項
参考URL
松野ゼミ制作の動画サイト「多摩探検隊・にっぽん列島探検隊」
https://www.youtube.com/user/TamatanArchives