シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベンチャービジネス経営論 | 2024 | 後期 | 金5 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 亀井 省吾 | カメイ ショウゴ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-MK5-202L
履修条件・関連科目等
前提として、経営学の組織論、戦略論分野における基礎知識を有していること。また、経営関連諸科目の並行履修が望ましいと考えます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ビジネスモデルをデザインし、戦略的に拡大するまでのプロセスを、そのダイナミズムを理解しながら実践的に習得していきます。
科目目的
ビジネス開発を実践的に理解することを目的とします。
到達目標
ビジネス開発を実践的に理解することを目的とします。
授業計画と内容
第1回 ベンチャービジネスとアントレプレナーシップ
第2回 起業家とチーム
第3回 ビジョンとビジネスモデル
第4回 ビジネス・アーキテクチャと工程構築、ケース1課題提示
第5回 ケース1プレゼンテーション・ディスカッション(課題解決型学習)
第6回 市場環境とドメイン構築、ケース2課題提示
第7回 ケース2プレゼンテーション・ディスカッション(課題解決型学習)
第8回 不確実環境下におけるドメイン再定義とエクスプロレーション
第9回 リーン・スタートアップ、アクセラレーター
第10回 事例研究
第11回 スタートアップとオープンイノベーション、ケース3課題提示
第12回 ケース3プレゼンテーション・ディスカッション(課題解決型学習)
第13回 ベンチャーファイナンス:資本政策とベンチャーキャピタル
第14回 事業計画と企業価値:CAPM、DCF
教員は、1990-2005年 東京海上日動火災保険株式会社勤務(投資部、金融開発部ほか)などにてベンチャーキャピタル投資による企業育成に従事してきている。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前にmanabaに掲載するケース論文や課題図書を読んでおくこと。また、授業中に提示した課題に必ず取り組んで下さい。
授業時間外に生じた質問はmanabaにて随時対応します。またオフィスアワーは授業前後に設定予定ですので、開講時に指示します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 提示する3ケースの課題について、各企業の状況を理解した上で、ビジネス開発の観点からソリューションを提示できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
東京海上日動火災保険株式会社 投資部、金融開発部、並びにベンチャーキャピタル代表として多数の国内外ベンチャー企業投資育成に従事。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
理論のみならず、実践的なケースを取り入れた授業を実施する。
テキスト・参考文献等
(テキスト)
ケース論文など、必要資料はmanabaにて配布。
(参考文献)
ダイアナ・キャンダー『スタートアップ』新潮社、2017.
亀井省吾『障碍者雇用と企業の接続的成長:事業における「活用」と「探索」の考察』学文社、2016.
磯崎哲也『起業のファイナンス』日本実業出版社、2010.
エリック・リース『リーン・スタートアップ』日経BP社、2012.
ランダル・ストルス『Yコンビネーター』日経BP社、2013.
小倉昌男『小倉昌男 経営学』日経BP社 1999.