シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋哲学 | 2024 | 後期 | 土4 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 横山 陸 | ヨコヤマ リク | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-WP5-402L
履修条件・関連科目等
人文科学一般に関する基礎的な知識を前提とします。哲学・思想の専門知識は前提としません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本年度は戸田山和久『哲学入門』をテキストとして、自然主義・科学哲学的アプローチから、「意味」「機能」「表象」「目的」「自由」「道徳」といった哲学でよく論じられるテーマについて学びます。
この講義は、フル・オンデマンド授業となります。毎週manabaに配信される講義動画を期限内の都合の良い時間に視聴し、リアクション・ペーパーを作成・提出することが求められます。
科目目的
本講義の目的は以下の2点です。(1)哲学の基本的な考え方を理解する。(2)さらに、履修者各自が専門とする学問の方法論を自覚的に捉え直し理解を深める。
到達目標
この講義の到達目標は以下の2点です。(1)講義で扱った思想や概念について理解し自分の言葉で説明できること。(2)それらを応用して、社会問題や履修者各自の専門分野の問題を分析できること。
授業計画と内容
以下を予定していますが、参加者の人数・理解度に応じて、計画を変更することもあります。
第01回 オリエンテーション
第02回 「意味」ー心と意味
第03回 「意味」ー因果的意味論と目的論的意味論
第04回 「機能」ー機能の起源論的説明と因果論的説明
第05回 「情報」ー情報概念の多義性
第06回 「情報」ー情報量と情報内容
第07回 「表象」ー記号と志向
第08回 「目的」ーアフォーダンス理論
第09回 「目的」ー進化論的起源
第10回 「自由」ー自由論と決定論
第11回 「自由」ー反省的自由
第12回 「道徳」ー自由と責任
第13回 「道徳」ー道徳と進化
第14回 「道徳」ー人生の意味について
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、授業後にリアクション・ペーパーを提出してもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | ①講義で扱った思想や概念について理解し自分の言葉で説明できるか、②それらを応用して、社会問題や履修者各自の専門分野の問題を分析できるか、を評価の観点とします。 |
その他 | 20 | 毎回の講義後にリアクション・ペーパーを作成・提出してもらいます。①講義内容を自分の言葉でまとめられているか、②講義内容を社会の諸問題や各人の専門分野に応用する視点があるか、を評価の観点とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
リアクション・ペーパーは出席票を兼ねます。5回以上、未提出だった場合には成績評価は行いません。(未提出の限度は4回までとします。)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
リアクション・ペーパーの導入とそれに対する教員の講評・解説。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【教科書】戸田山和久『哲学入門』筑摩書房(ちくま新書),2014年,978-4480067685
※教科書は大学生協(中央大学生活協同組合)にて割引価格で購入できます。オンラインでも注文できます(割引を受けるためには受け取り場所は大学生協となります。)詳しくは大学生協に問い合わせください。
https://www.chudai-seikyo.or.jp/books/personnel/counter_receipt.php
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