シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本歴史民俗論 | 2024 | 後期 | 水4 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 岩田 重則 | イワタ シゲノリ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-HC5-507L
履修条件・関連科目等
日本歴史について、最低限、高等学校で学んだ日本史程度の基本的知識を持っていること。
この授業は、学部ではなく大学院の授業なので、高等学校日本史程度の基本的知識すら持たない学生に対しては、受講を拒否することもある。
歴史的な日本の文献資料を読むので、充分な日本語能力を持っていることが履修の条件である。学部卒業生であれば当然に読むことのできる基本的な歴史的文献資料を読むことすらできない学生に対しては、受講を拒否することもある。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
文献資料を読み日本の近現代社会史を理解する。
これを書いている12月時点では、『木戸幸一日記』を読んでみたいと考えている。より適切な文献があればそれにかえるかもしれない。
科目目的
日本歴史・文化を理解するための資料読解力と柔軟な思考力の養成。
到達目標
資料読解は技術的な部分が多く、「慣れ」とでもいうべきものが多いので、授業を通して、資料を「読む」力と習慣を身に着けることが目標となる。
授業計画と内容
今年度は『木戸幸一日記』の1945年を読みながら日本の敗戦までを追ってみたいと考えている。
第01回 ガイダンス
第02回 1月フィリピン戦線~2月・3月硫黄島の戦い。
第03回 3月東京大空襲⑴
第04回 3月東京都慰霊堂⑵
第05回 4月沖縄戦(~6月)。鈴木貫太郎内閣成立。
第06回 4月~5月、サンフランシスコ会議、ドイツの敗戦。
第07回 7月連合国ポツダム宣言。
第08回 8月6日広島へ原爆投下。
第09回 8月9日長崎へ原爆投下。
第10回 8月9日ポツダム宣言受諾に向けて⑴。
第11回 8月10日~13日ポツダム宣言受諾に向けて⑵
第12回 8月14日ポツダム宣言受諾。
第13回 8月15日「終戦」の「詔勅」ラジオ放送。
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
適宜指示する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 課された課題について適切な発表をしているかどうか。 |
平常点 | 60 | 資料の読み込み、授業担当者からの質問に対する適切な回答がされているかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
受講生は資料を読む、また、発表を義務づけられるので、平常点を重視する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
『木戸幸一日記』下巻 *コピーを配布します。