シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習(総合政策セミナー)Ⅰ(2) | 2024 | 後期 | 木1 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 籠谷 公司 | カゴタニ コウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-IF5-701L
履修条件・関連科目等
大学院科目の特殊講義(数理政治学)を学修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際関係理論の中でも戦略的選択アプローチによる研究を体系的に理解するために、数理モデルを応用した研究を概観する形で演習を進めていく。毎週、事前に割り当てられた教科書の部分を予習してもらい、実際にモデルを解き、報告をしてもらう。
授業は原則として日本語で行う。英語のほうが意思疎通しやすい学生だけが履修している場合は、英語で授業を行う。
科目目的
数理モデルを用いて政策分析を行う際、「自身の関心に応じてどこまで単純化できるのか、できないのか」という直感を身に着けてもらうこと。
到達目標
数理モデルを応用した研究を政策トピック毎に取り上げ、政策分析を行う際のレパートリーを身に着けてもらうこと。
授業計画と内容
01. Nature, Scope, and Interdependencies of Conflict and Economics
02. Production Possibilities and Economic Growth
03. Demand and Supply
04. Rational Choice Theory
05. Game Theory
06. Behavioral Economics and the Economies of Identity
07. Network Economics
08. Conflict Success Functions and the Theory of Appropriation Possibilities
09. Geography and Technology of Conflict
10. Bargaining Theory of War and Peace
11. Conflict between States
12. Arms Rivalry, Proliferation, and Arms Control
13. Security Alliances
14. Peace
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定した教科書の部分を読み、実際にモデルを解いて、演習時に報告できるように準備してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 履修者それぞれの関心に合わせて、「どのようなモデルを使うことができるのか、どのような結果が期待されるのか」についての期末レポートを作成してください(参照文献リストを含まずにA4で10ページ以内)。 |
平常点 | 60 | 教科書の指定された部分を読んで、モデルを実際に解き、演習で報告できるように準備してください。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Anderton, Charles H., and John R. Carter. 2019. Principles of Conflict Economics: The Political Economy of War, Terrorism, Genocide, and Peace. Cambridge, U.K.: Cambridge University Press.