シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習(総合政策セミナー)Ⅰ(2) | 2024 | 後期 | 火4 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 彭 浩 | ホウ コウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-IF5-701L
履修条件・関連科目等
総合政策セミナーⅠ(2)においては、体系的に日本文化を習得するために、当該科目を受講開始するまで、日本文化に関する基礎的なことを勉強していただきたいです。また日本の文化・社会・思想に関する科目を並行して履修していただきたいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本文化を体系的に把握しながら、比較文化の視点から、日本と中国の共通点と相違点を明らかにして、特に中国との比較を通して日本文化の特徴を考察していただきたいです。
科目目的
修士論文の作成を念頭に置いて、中国文化と比較しながら、日本文化の特徴を把握していただきたいです。
到達目標
比較文化の視点から中国文化と日本文化に関する書籍を読み、日中文化の共通点と相違点を踏まえて、履修者各自の研究課題に沿って資料を集めて読み込んだ上、問題を見つけて分析する能力を養いていただきたい。また比較文化と政策と文化の融合の視点から自分なりの研究結果をまとめていただくことを目標とする。
授業計画と内容
テキスト:
1、『加藤周一著作集7 近代日本の文明史的位置』平凡社
2、『加藤周一著作集6 近代日本の文学的伝統』 平凡社
シラバス
第1回 『加藤周一著作集7』日本文化の雑種性
第2回 同書 雑種の日本文化の希望
第3回 同書 近代日本の文明史的位置
第4回 同書 能と近代劇の可能性
第5回 同書 「近代化」はなぜ必要か
第6回 同書 「追いつき」過程の構造について
第7回 同書 内コミと外コミの問題
第8回 同書 現代社会と人間の問題
第9回 同書 都市の個性
第10回 同書 日本人の外国観
第11回 同書 日本人の世界像
第12回 同書 日本人の死生観
第13回 『加藤周一著作集6』現代日本作家の諸問題
第14回 現代日本文学の状況
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必ず各自で指定されたテキストと関連のある資料や書籍を調べて読んでいただきたいです。また、自分の修士論文の内容にあわせて考えていただきたいです。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 授業の内容と関連のあるテーマを選んで5000字のレポートを書いていただきます。独自の視点と論点を重視します。 |
平常点 | 40 | 毎回発表のレジュメとプレゼンテーションの内容にあわせて総合的に判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
『加藤周一著作集7 近代日本の文明史的位置』 平凡社
『加藤周一著作集6 近代日本の文学的伝統』 平凡社