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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 オンデマンド】憲法

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 オンデマンド】憲法 2025 その他 1~4期 通信教育課程 佐藤 信行 1年次配当 4

科目ナンバー

JD-PU1-102L

履修条件・関連科目等

履修条件:通信教育課程の学生対象

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 この授業は、オンデマンドによる憲法の講義です。最高法規である憲法の講義は一般に人権と統治に分かれますが、この講義では人権を中心とします。ただし、人権保障と並んで国民主権及び平和主義を基本原理とする日本国憲法においては、人権と統治の区分は絶対的なものではなく、相互の関連を知ってはじめて理解できる部分も少なくありません。そこで、この講義では、統治にかかわるいくつかの点をも含めて、学修を進めることにします。
 なお、このコンテンツの録画・編集は2020年10月に行われており、その後の憲法政治や重要判例(たとえば最高裁判所による違憲判決である、2021年2月24日「孔子廟」事件判決、2022年5月25日の最高裁判所裁判官国民審査法判決、2023年10月25日の性同一性障害特例法判決や、一連の同性婚訴訟関係の下級審判決等)については言及していないので、この点に注意して履修し、必要に応じて参考文献等で補ってください。

科目目的

日本の基本法である日本国憲法について、その全体像を把握し、また法規範として解釈するための能力を涵養することがこの授業の目的です。

到達目標

日本国憲法上の具体的事例について、複数の憲法解釈の可能性を提示し、その中で自説を説得的に提示できる能力を獲得することが、この科目の到達目標です。

授業計画と内容

 このオンデマンド授業では、講義全体を通じて次の13のテーマを扱います。ただし、それぞれの分量には差があるので、オンデマンド・コンテンツ1本ごと、またオンデマンド・コンテンツのまとまり(単元)ごとの時間には差があります。

1.憲法の特質と日本国憲法の基本原理
2.人権という考え方
3.裁判を受ける権利と司法制度
4.表現の自由
5.表現の自由の新しい展開(知る権利、報道の自由、ネット上の諸問題)
6.内心の自由と信教の自由・政教分離
7.経済的自由
8.社会権
9.平等権
10.幸福追求権
11.人権と統治制度の架橋─選挙権
12.改めて司法審査を考える
13.憲法改正の意味と手続

 なお、授業の理解を助けるために、「オンデマンド・コラム」という補助教材動画を公開しています。こちらの使い方については、下記の「授業時間外の学修の内容」を参照してください。

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 憲法は、政府の活動を規制することで国民・市民の権利を擁護するという側面をもつ法ですが、決して「単なる政治的文書」ではなく、拘束力を有する法規範です。この授業を通じて、法学の方法論に従った解釈の仕方を身につけるよう努力してください。
そのためには、予習として受講前に教科書を通読しておき全体像を把握しておくこと、復習として裁判所による憲法解釈の結果である憲法判例を理解することが大切です。配付資料や判例百選等の判例要約集を活用して学修してください。
 また、憲法という科目は、通信教育部入学後の早い段階で履修されることが多いことから、その体系的理解を助けるための予習・復習用教材として、13 単元のオンデマンド教材とは別に、5 つの「オンデマンド・コラム」(A 〜 E)を用意してあります。法律学初学者には、まずE を見た上で、上の項目1 と2 と併行してA・B を視聴することを推奨します。C は3 の後、D は7 の後に、それぞれ視聴すると理解を助けてくれるでしょう。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 科目試験により最終評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

■スクーリングで使用する教材
佐藤が作成した資料(いわゆる「レジュメ」「ハンドアウト」)をオンデマンド教材を視聴する際の教材として利用します。
そのほか、通信授業(レポート学習)の教科書(2025年度から変更になっていますが、変更前のものでも構いません。)を参照してください。

■推薦図書
芦部信喜・高橋和之補訂『憲法』[第8版](2023 年)岩波書店
長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿他(編)『憲法判例百選I・II』[第7版](2019年)有斐閣
『平成30年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2019年)有斐閣
『令和元年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2020年)有斐閣
『令和2年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2021年)有斐閣
『令和3年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2022年)有斐閣
『令和4年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2023年)有斐閣
『令和5年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2024年)有斐閣
『令和6年度重要判例解説』<ジュリスト臨時増刊>(2025年)有斐閣

※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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