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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 通信授業】民法2(物権)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 通信授業】民法2(物権) 2025 その他 ー 通信教育課程 難波 譲治 2年次配当 4

科目ナンバー

JD-CI2-101L

履修条件・関連科目等

履修条件:通信教育課程の学生対象

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

1.まず、物権法を学習する前提として、以下の点について十分、把握する。
物権法の導入(1) 民法典の中の物権編概説
物権法の導入(2) 物権の種類、物という概念、所有権絶対の原則
物権法の導入(3) 物権変動原因としての「売買」と「相続」

2.物権総則の中心は「物権変動」である。対抗要件、公信力の有無などの位置づけについて、正確に理解する。
不動産物権変動(意思主義、二重譲渡、第三者の範囲、登記を必要とする物権変動)
動産物権変動(引渡しの意義と種類、公信の原則としての即時取得制度)

3.物権各論のうち、中心となるのは、所有権である。また、占有(権)が果たす機能も十分に理解する。
所有権(所有権の意義、所有権の内容、所有権の取得、共有)
占有(権) (権利表章機能、占有訴権、占有者の義務、権利取得機能)
用益物権概説

4.担保物権の中心は抵当権である。取引実務上も頻繁に用いられているものであり、判例の蓄積も相当なものがある。また、非典型担保としての譲渡担保や所有権留保も、近時注目されている向きもあり、その概要を理解する。
担保物権概説
抵当権(意義、抵当権の及ぶ範囲、被担保債権の範囲、抵当権侵害、抵当権の実行、賃借人との調整、第三取得者との調整、法定地上権)
質権
非典型担保(譲渡担保、所有権留保)
法定担保物権(留置権、先取特権)

科目目的

物権法は、形式的には、民法第2編物権(175 条~ 398 条の 22)を意味する。物に対する独占的な支配権という(債権と比較した場合における)権利の性質を有するが、より具体的には、所有権を中心に、用益物権(地上権、永小作権、地役権、入会権)、担保物権(留置権、先取特権、質権、抵当権)、占有権が法定されている。本授業では、(1)物権法の総則としての物権変動を学ぶとともに、(2)各則として以上の 10個の物権の基礎的な知識の定着を目指す。
 また、物権法は、たとえば、売買契約、請負契約、相続、取得時効、履行の強制、不当利得、不法行為など、狭い意味での物権法以外の領域とも密接に関連する。民法典全体の中での物権法の位置づけの基本についても触れ、視野を広げることも目標とする。

到達目標

(1)物権法の全体構造を理解する。
(2)物権法の基礎的な概念、制度、解釈を理解する。
(3)民法総則、債権法、相続法などとの関連性を意識しながら、民法全体での物権法の位置づけを理解する。
(4)特に担保物権については、債権回収における担保の役割を理解する。

授業計画と内容


物権法の導入(1) 民法典の中の物権編概説
物権法の導入(2) 物権の種類、物という概念、所有権絶対の原則
物権法の導入(3) 物権変動原因としての「売買」と「相続」

不動産物権変動(意思主義、二重譲渡、第三者の範囲、登記を必要とする物権変動)
動産物権変動(引渡しの意義と種類、公信の原則としての即時取得制度)

所有権(所有権の意義、所有権の内容、所有権の取得、共有)
占有(権) (権利表章機能、占有訴権、占有者の義務、権利取得機能)
用益物権概説

担保物権概説
抵当権(意義、抵当権の及ぶ範囲、被担保債権の範囲、抵当権侵害、抵当権の実行、賃借人との調整、第三取得者との調整、法定地上権)
質権
非典型担保(譲渡担保、所有権留保)
法定担保物権(留置権、先取特権)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 指定テキストを、事例が出てきた場合は図を書いてみるなどしながら、十分に読んで理解し、そのうえで、試験で書ける程度にその内容を記憶しておいてほしい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 試験(科目試験またはスクーリング試験)により最終評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

通信教育課程 在学生サイト 教科書一覧を参照
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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