シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 オンデマンド】民法2(物権) | 2024 | その他 | 1~4期 | 通信教育課程 | 難波 譲治 | 2年次配当 |
科目ナンバー
JD-CI2-101L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
物権法の基礎的事項の重要な部分を解説する。
「物権法」という名称の授業の場合、「担保物権」を含まないこともあるが、本科目では担保物権を含む物権法全体を対象とする。
前半の7回の授業では、物権法の総論・所有権等を取り上げる。中心となるのは、民法 177 条についての解釈論である。後半の7回では、物権法の後半部分である、担保物権を取り上げる。中心となるのは抵当権及び譲渡担保である。
科目目的
本科目は、物権法のもっとも基礎的な学習を目的とするものである。
到達目標
受講者が物権法について基本的知識を得て、簡単な事例について解決できる能力を習得すること、また物権法の基礎的事項(とくに対抗問題)について確実に理解し、文章で表現できることが到達目標である。
授業計画と内容
1.物権とは、物権の効力
2.物権変動総論・物権変動の時期
3.登記を要する不動産物権変動
4.不動産物権変動の第三者
5.動産物権変動
6.占有権
7.所有権
8.担保物権総論、先取特権、留置権
9. 質権、抵当権(1)
10.抵当権(2)
11. 抵当権(3)
12. 抵当権(4)
13. 譲渡担保(1)
14. 譲渡担保(2)、その他の非典型担保
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
時間の関係で物権法全体に渡って詳細に講義するのではなく、最も重要な点に重点を置くので、細かい知識は、通信授業(レポート学習)の教科書等を参照されたい。
物権法は民法の 1 分野であり、民法総則や債権法と密接に関係しているため、民法の他分野も併せて学習することが望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■推薦図書
授業で触れない部分を補足するために、できれば物権法の教科書を1冊入手されたい。通信授業(レポート学習)の指定教科書である、淡路・鎌田他『民法II―物権』[第5版](2022年)(有斐閣)(コンパクト(B6サイズ)かつ定評がある教科書である)の他、もう少し詳細なものとしては、以下の書籍を推薦する。
中舎寛樹『物権法』(2022年)日本評論社
安永正昭『講義 物権・担保物権法』[第 4 版](2021年)有斐閣
その他特記事項
【通信教育課程はなし】